Twitterマーケに必要な情報を可視化 Keywordmap for SNSダッシュボード機能をリリース
株式会社CINC(読み方:シンク、以下「CINC」または「同社」)は、「Keywordmap for SNS」において、Twitterマーケティングに必要な情報を1つの画面で確認できるダッシュボード機能をリリースした。
スピーディな意思決定のために
CINCは、自社で開発・提供するソーシャルメディアの分析・運用ツール「Keywordmap for SNS」において、Twitterマーケティングに必要な情報を1つの画面で確認できるダッシュボード機能をリリースした。同社はBIツールとして、マーケティング活動に必要な計測・可視化を自動化し、スピーディな意思決定を促進するとしている。
「Keywordmap for SNS」は、Twitter上のデータを収集し、特定のキーワードやハッシュタグ(#)に関連するデータを、短時間で多種多様な形式で集計、分析することができるものとなっている。
◆活用シーン
・Twitterトレンド・イベントを把握し、コンテンツを作成する
・自社アカウントの運用成果を可視化しPDCAサイクルを回す
・市場や競合アカウントの変化を早期に発見し、次の施策に取り入れる
機能の特徴
同社がまとめる機能の特徴は次のとおりだ。
◆運用アカウントの主要数値を一覧で可視化
自社アカウントの運用に必要なデータをリアルタイムで常に更新し、可視化。データの集計・分析の手間を省き、目標に対しての問題・課題を早期に発見することができる。
◆ツイート数に応じたTwitterトレンドとイベントを表示
ツイート数が多い順にTwitterトレンドをチェックが可能。未来のトレンド候補もチェックできるため、日々の運用・コンテンツ作成のネタ探しにも利用できる。
◆競合アカウントの定点観測と変化の要因を調査
ビジネスとしてのベンチマークをはじめ、SNS上のベンチマークアカウントを定点観測可能だ。フォロワー数に大きな変化があったときなどには、ワンクリックで要因を深堀りできる。
◆口コミの定点観測と具体的な口コミの調査
事前に登録したキーワードを定点で自動収集・集計しグラフで表示。事前に通知設定を行うことで、通常と異なる口コミが発生した場合に通知を送付する。市場の変化・異常を早期に発見し、対応を講じることが可能だ。
刻々と変化するTwitter情報を可視化
公表に際して同社では次のように述べている。
「日本で最も利用されているオープンSNSであるTwitterは、日々さまざまな情報が投稿・拡散されています。また企業による活用も増えており、Twitter外でのマーケティング施策がTwitterで反響を得て二次拡散されることもあります。こうした傾向を踏まえて、企業による積極的なTwitterマーケティング施策(運用)が展開されるようになってきました。
また口コミによる市場調査・リサーチなどのソーシャルリスニングを取り入れる企業も年々増加しています。一方でTwitterを運用する企業の中には、データ取得や集計・分析の課題によりTwitter内での市場調査・競合調査・自社アカウント調査など本来であれば定点で観測すべき情報の有効活用ができていないという現状があります。
CINCでは、自社で開発・提供するソーシャルメディアの分析・運用ツールKeywordmap for SNSに、企業がTwitter運用で用いる指標を1つの画面で確認できるダッシュボード機能を開発・実装しました。本機能を活用することで、自社・競合の口コミや競合アカウントの定点観測が可能となり、市場の変化や自社アカウントの課題の早期発見が可能となります。CINCは今後も、自社のテクノロジーを駆使したソリューションの開発と提供を通じてクライアントの利益最大化に取り組んでまいります」
同社も述べているように、EC市場に留まらず、SNS施策はマーケティングやプロモーションを考える上で、その重要性が高まっている。特にTwitterは、ユーザー数の多さや絶大な拡散力など、SNSの代名詞と言ってもいい存在であることは言うまでもないだろう。
一方で、非常に変化が速くプラットフォームとしても巨大であることから、そこでの動向を把握することは容易ではない。今回、「Keywordmap for SNSがダッシュボード機能」がリリースされたことにより、Twitterマーケティングに必要な情報の可視化が強化され、それを通して施策の実行をする事業者のビジネスを後押しすることになりそうだ。