LINEミニアプリを利用した『ShopifyとスマレジベースのOMOパッケージ』の提供開始

ECのミカタ編集部

株式会社ソーシャルPLUS(所在地:東京都文京区、代表取締役:岡田 風早、以下「ソーシャルPLUS」または「同社」)は、企業アライアンス「App Unity」が提供するアプリやサービスと連携し、LINEミニアプリを利用した「ShopifyとスマレジベースのOMOパッケージ」の提供を開始することを公表した。

月額合計約15万円から導入可能

Shopify(ショッピファイ)アプリ「CRM PLUS on LINE」を提供するソーシャルPLUSは、国内環境に適合したShopifyアプリを提供する企業アライアンス「App Unity」が提供するアプリやサービスと連携し、LINEミニアプリを利用した「ShopifyとスマレジベースのOMOパッケージ」の提供を開始することを公表した。

同社は、各Shopifyアプリの導入は月額合計約15万円から可能で個別のカスタマイズ費用はかからないとしている。Shopify Plusの月額費用やクラウドPOSサービス「スマレジ」の月額費用を加算しても、月額約40万円からスタートできるという。またShopify Plusでのサイト構築からトータルでの支援にも対応するとのことだ。

LINEミニアプリのデジタル会員証施策の特徴

LINEミニアプリのデジタル会員証施策の特徴

▶店頭での会員登録時に別途アプリをインストールする手間がない(LINEのアプリ上で完結)

▶会員登録は最短3タップで完了

▶LINEログインを利用した会員登録フローの中で友だち追加・ID連携が自然に完了し、店舗・ECの顧客とLINEでつながることができる

▶再ログインは1タップで完了(ID・パスワード入力必要無し)

同パッケージで実現できること

▶実店舗・ECでの会員証発行(最短3タップ)

▶Shopifyの会員データとLINEの連携

▶実店舗・EC共通のポイントプログラム

▶購入店舗ごとのLINEのメッセージ出し分け

▶LINEの登録状況や会員ランクによって、ポイント付与率を柔軟に変更

これからShopifyへリプレイスする場合でも、既にShopify Plusを利用中でも、同パッケージは導入可能とのことだ。ShopifyへのリプレイスをShopifyパートナーに依頼する場合は、別途構築費用と保守費用がかかる。

「ユーザーにとって便利な仕組み」であることが重要

公表に際して同社では次のように述べている。

「店舗・ECを横断した顧客体験を提供したいというニーズは、長引くコロナ禍の中でますます高まってきています。しかし、OMO施策はデータ連携やCRM施策までを鑑みた大規模な開発になりやすく、それに伴って費用感も高まり、『本当はやりたいけれど、ここまで膨大な予算はかけられない……』と導入を断念された企業も多いのではないでしょうか。

私たちは、エンドユーザーのデータを店舗とECを横断した形で把握し、それをCRM施策に繋げていくためには、まず『エンドユーザーにとって便利な仕組み』であることが重要だと考えています。それゆえ、MAU9,000万人のコミュニケーションプラットフォーム『LINE』を利用して店舗・ECを横断したデータ連携からその後のメッセージ配信・関係構築を行う仕組みの導入支援を多く行ってまいりました」

また同社は、これまでの導入支援で培ったノウハウをもとに、より多くの企業がLINEを活用したOMO施策を実現できることを目指し、実店舗・EC共通のデジタル会員証、LINEのID連携、ポイントプログラムまで、まるごとサポートする「LINEミニアプリを利用したOMOパッケージ」の提供を実現したとしており、EC事業者と顧客とのロイヤリティ醸成をはじめとした各種の施策を力強く後押しすることになりそうだ。

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