Shopifyアプリ「配送日時指定.amp」、商品ごとに配送日時指定の可否が設定可能に
Eコマース領域でShopifyアプリ開発事業を展開する株式会社and.d(本社:東京都町田市、代表取締役:深澤大気)は、同社が提供するShopifyアプリ「配送日時指定.amp」において、2022年3月に商品の種類/重量/金額ごとに配送希望日時の指定有無を設定可能にする機能「配送希望日時 除外商品設定」をリリースしたと発表した。
Shopifyアプリ「配送日時指定.amp」
「配送日時指定.amp」は、Shopifyの標準機能として提供されていない「日本の配送会社に合わせた配送日時の指定を受け付ける」ためのアプリ。本アプリを利用することでユーザーが商品購入時に「配送日」や「配送時間帯」を指定でき、ストア・配送会社・ユーザーの再配達の煩わしさを軽減することができる。
商品ごとに配送日時指定の可否を設定可能に
本アプリは、今までストアで提供する全商品の配送日時指定を可能としていた。そのため、配送日時の指定ができない商品があった場合、ストアが指定された配送日時に間に合うように配送方法を変更したり、ユーザーの希望日時を変更したりする必要があった。
今回、本アプリを利用している多くのストアから「商品ごとに配送日時指定の可否を設定できるようにしてほしい」という要望があったことから新機能の追加に至ったという。
「配送希望日時 除外商品設定」により、商品ごとに配送希望日時の指定モジュールの表示有無が設定可能となる。具体的には、ストア側が配送日時指定ができない商品に特定のタグを付与すると、該当商品が含まれるカート画面において、配送指定の画面が表示されなくなる。なお、本機能はNORMALプラン($9.80/月)に追加されている。
商品重量や合計金額に応じた配送日時指定可否も設定可能に
これに加えて、ShopifyでのEC運用をさらにスムーズにするべく、より詳細な設定ができる新機能も追加している。
商品重量や合計金額に応じた配送希望日時の指定モジュールの表示有無を設定できる新機能がADVANCEDプラン($19.80/月)に追加されており、これによって商品の総重量や合計金額に基づいた配送日時の指定可否の設定ができるようになる。
ECサイトにおいて、配送日時の指定はもはや当たり前のサービスとなっているが、大型商品など事前の配送日時の確約が難しい商品もある。今回、商品ごとの配送日時指定の可否が設定可能となったことで、ユーザーへの連絡をはじめとする付帯業務の削減につながりそうだ。