ウェブペイ株式会社、OAuth2機能「WebPay Extend」を提供開始。WebPay加盟店向けのサービス開発を推進

OAuth2機能「WebPay Extend」を提供開始

クレジットカード決済サービス「WebPay」を提供するウェブペイ株式会社(以下、ウェブペイ)は、15日、同サービスのプラットフォーム上で動作するWebサービスやアプリケーションの開発に用いることができるOAuth2機能「WebPay Extend」の提供を開始した。

WebPay Extendとは

WebPay Extendは、サードパーティ、つまり”『WebPay』および『WebPay加盟店』以外の外部事業者”が、WebPay加盟店の決済データを取得したり、WebPay加盟店の代わりに決済処理を行ったりといったことをするためのサービスだ。

これらのことを、OAuth2での認証を通じて行われるため、「OAuth2機能」と題されている。

WebPay Extendを用いることによって、ECプラットフォーム、会計・決済関連サービス、データ解析サービスなどの決済にまつわる事業者が、WebPayのデータや決済機能を活用したWebサービス、アプリケーションを開発できる。

どんなアプリケーションが開発できるか

WebPay Extendを利用することで開発できるサービスとして、ウェブペイは以下の4つのような例を挙げている。

1.WebPay の決済データを取り込んで、自動的に仕訳してくれる会計ソフト

2.WebPayでの決済状況をリアルタイムでモニタリングしてくれる、アナリティクス・サービス

3.簡単にセットアップでき、販売管理機能も備えた定期課金システム

4.WebPay加盟店の代わりに決済処理を行うだけで、売上入金など金銭のやり取りに関与しなくてすむ ECモール型サービス

領収書の自動メール送信機能も提供開始

ウェブペイは、同日、WabPayでの決済の発生時に、顧客に領収書を自動メール送信する機能「WebPay Receipt」の提供を開始した。WebPay加盟店は、同機能を無料で利用することができる。