10〜50代女性550人に聞いた最新スキンケア事情【『Dr.BEAUTOPIA』調べ】

ECのミカタ編集部

株式会社NIKU(本社:東京都新宿区 代表取締役 川崎諭)が運営する通販サイト『Dr.BEAUTOPIA』は、2022年3月10日から13日の4日間、10代から50代女性550名を対象に【2022年春・最新/スキンケア事情調査】を実施(インターネット調査)。マスク生活での肌の状態の変化や、肌悩み、日々の使用するスキンケアアイテムの効果や気になる成分など、その結果を公表した。ここではその概要についてポイントを絞って見ていく。

スキンケアの悩み・効果は?

スキンケアの悩み・効果は?

▶①【肌の悩みはある?】9割が「ある」と回答、多くの年代で肌悩みがあることが判明
◎「ない」と回答は1割以下(9.5%)

▶②【どんな肌悩みがある?】年代で異なる結果に。10代最多は「ニキビ」、50代最多は「シミ」
◎《ニキビ悩み》年齢とともに減少、10代(83.0%)が最も多く、50代(7.9%)とは75.9ポイント差
◎《シミ悩み》年齢とともに増加、最多は50代で7割以上(71.3%)

▶③【マスク生活の肌状態】6割以上(63.1%)が「変わった」と回答
◎最多は20代で72.7%、次点に10代68.2%と、多くの若年層が変化を感じている結果に

▶④【スキンケア商品の効果、感じてる?】半数以上(51.2%)が「効果があるか分からない」と回答
◎『効果を感じている』と回答は、全体の3割(36.1%)にとどまることが判明

▶⑤【スキンケア購入時、何が重要?】最多は価格(63.5%)、次点に安全性(48.5%)、口コミ(45.3%)
◎《ネットの口コミ》10〜30代は半数以上が重要視していることが判明
◎《成分》ミドル世代が重要視している傾向に、50代は最多回答(59.1%)

▶⑥【高値なスキンケア商品、効果ある成分が入っていると思う?】約8割(78.4%)「あると思う」と回答
◎5人に1人(21.6%)は「効果ないと思う」と回答した

▶⑦【スキンケアの配合成分気になる?】約8割(78.2%)が「気になる」と回答
◎最多は40代、約9割が気になると回答した

▶⑧【スキンケア商品、効果がありそうな成分は?】トップは「ヒアルロン酸(61.1%)」
◎【トップ3】①ヒアルロン酸(61.1%)②コラーゲン(51.6%)③ビタミンC(46.2%)

▶⑨【スキンケア商品で避ける成分は?】トップに「そもそも分からない」、10代と20代は半数以上が回答
◎【トップ3】①分からない(41.8%)②着色料(33.3%)③鉱物油(28.5%)

▶⑩【美容皮膚科医・開発のスキンケア商品】9割以上(91.3%)が使ってみたいと回答

「正しい美容」が大切

【『Lov me Touch』/『réveiller』開発者・上原恵理医師解説:昨今のスキンケア事情】

「SNSやYouTubeの普及によって、美容の情報が容易に手に入るようになりました。その一方で、医師・化粧品開発者としては看過できないような、間違ったスキンケア方法や美容法など、所謂『とんでも美容』が拡散されていることも多々見受けられます。憧れの有名人やインフルエンサーがやっている美容法を真似したり、バズっている方法を試したくなる気持ちはとてもよくわかります。しかし、その情報のやり方には害があり、美容面では劣化してしまうことにつながるような物も多いです。

また値段が高いほど、肌にいい成分が入っているとは限りません。その方法が本当に正しいのか、そしてスキンケア商品であればどういう成分が配合されていて、自分の悩みを解消できるものであるかをきちんと調べてから使用することをおすすめします。美容といってもたくさん種類があるので、自分の頭と肌で判断する癖をつけることがとても大切なスキンケアです。私自身もそんな間違った美容法『とんでも美容』をなくし、『正しい美容』を多くの人に届けたいと思っています」

マスク生活が日常化し、マスクによる肌荒れ(マスク肌荒れ)にも注目が集まり、肌トラブルに関連した化粧水や乳液、美容クリームなどのスキンケア商品が毎日のように発売されている。

SNSやYouTubeなど、誰でもネット上で製品の口コミや成分などの情報を手にすることが容易になった昨今、情報過多によって「どの商品が自分に合うか分からない」、「肌に良い成分が入っているスキンケアを使いたい」など、自分自身に合った正しいスキンケア方法に悩む人も多いかもしれない。

EC展開を考える上でも、消費者ニーズを的確に捉えることは何より重要だが、それと同時に、消費者へ正しい情報を提供することも肝要になってきそうだ。

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