【楽天ラクマ】リブランディング&サービス拡充 新しいECプラットフォームへ

ECのミカタ編集部

楽天グループ株式会社(以下「楽天」)は、「楽天ラクマ」において、循環型社会の形成に貢献する新たなECプラットフォームの実現に向け、「楽天ラクマ」のリブランディングを実施した。

事業者の出店を開始

楽天は、運営するフリマアプリ「楽天ラクマ」において、循環型社会の形成に貢献する新たなECプラットフォームの実現に向け、「楽天ラクマ」のロゴおよびアプリアイコンのデザインを刷新し、リブランディングを実施した。

またこれに合わせ、130社以上のリユース事業者や40社以上の国内の並行輸入事業者が出店する「ラクマ公式ショップ」と、農産物や水産物などの取り引きに特化した「産直・こだわり食品」の本格提供を開始している。

「ラクマ公式ショップ」では、実店舗の運営などで実績のある大手のリユース事業者や並行輸入事業者が出店し、プロにより検品されたリユース(中古)のブランド品やスマートフォン端末、並行輸入品などを数多く取り扱っている。

また「産直・こだわり食品」では、食品ジャンルにおける生産者や加工業者、卸業者の事業者が出店することで、農産物や水産物などに特化した商品を販売。さらに、年内半ば(予定)には、アパレルブランドと連携したブランド公式のアウトレットやセール品の取り扱いも開始する予定だ。

「楽天ラクマ」リブランディング概要

「楽天ラクマ」リブランディング概要

◆ロゴ、アプリアイコンの変更

「楽天ラクマ」のアプリアイコンとブランドロゴを変更。

◆サービス概要

▷開始日:2022年4月5日(火)13時~

▷概要:

1.「ラクマ公式ショップ」リユース/海外輸入/ブランド公式(アウトレット・SALE)
 
「ラクマ公式ショップ」は、事業者が「楽天ラクマ」へ公式に出店することができる「楽天ラクマ」のサービスだ。「リユース」は古着、中古ブランド品、中古スマートフォン端末・タブレット端末等を取り扱う事象者、「海外輸入」は海外からの買い付け商品を取り扱う国内の事業者が出店し、提供を開始。「リユース」は、実店舗の運営などで実績のある130社以上、「海外輸入」は40社以上の企業が出店している。年内半ばには、「ブランド公式(アウトレット・SALE)」の提供開始も予定する。なお事業者による出品商品ページには「公式マーク」が表示され、個人の出品者と事業者を見分けることができる。

2.「産直・こだわり食品」 

「産直・こだわり食品」は、食品ジャンルの事業者が「楽天ラクマ」へ出店することができるサービスだ。同サービスで取り扱い対象をとなる事業者は、農産物や水産物などの食品ジャンルにおける生産者、加工業者、卸業者だ。食品ジャンルにおけるさらなる取り引きの活性化を図るため、今後出品者向けの機能拡充を予定する。

新しいECプラットフォームへ

新しいECプラットフォームへ

楽天は、「楽天ラクマ」を通じて、循環型社会への貢献を目指した二次流通や応援消費などによる「サーキュレーション市場」の創造と発展を牽引していきたいとしている。

「楽天ラクマ」がサービス開始から10年目を迎える本年、さらに大きな循環の輪を生み出し、フリマアプリの枠を超えた新しいECプラットフォームに生まれ変わることを目指すべく、今回のリブランディングに至ったのだ。

さらに、「楽天市場」をはじめとする楽天グループサービスとのクロスユースを一層加速させ、楽天エコシステム(経済圏)の拡大を通じて、国内EC流通総額(取扱高)10兆円の目標達成に向けてECにおける新たな価値提供を図るとしている。

2012年に日本初のフリマアプリとして誕生して以来、「楽天ラクマ」は、「不用になったものを、次に必要とする人へつなぐ」をコンセプトに個人間取り引きのフリマアプリとしてサービスを提供してきた。

楽天IDの連携に加えて「楽天ポイント」の利用や、売上金をオンライン電子マネー「楽天キャッシュ」にチャージできることを強みに、若年層から高齢者の方々まで幅広い年齢層が利用している。今回のリブランディングとサービス刷新によって、その価値をさらに高めることになりそうだ。

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