PayPay請求書払いに新機能「支払い予約」「自動支払い」を追加
PayPayでは、「PayPay請求書払い」をさらに便利に利用したもらうためとし、「支払い予約」と「自動支払い」の機能を新たにリリースした。
支払い予約機能
自宅に届いた紙の請求書のバーコードを、PayPayのスキャン機能で読み取り支払い日を指定(予約)すると、PayPayが予約日に自動で決済する。予約日はカレンダーの日付をタップするだけで手軽に設定することができ、払い忘れを防げる便利な機能だ。
同社はこの機能について、給料日にあわせて支払日を設定したり、納期限が複数にわかれる税金(固定資産税や住民税など)の支払い忘れ防止に役立つとしている。
自動支払い機能
オンライン請求書サービスに登録した支払い先から、PayPayアプリ内に届いた請求書を支払い期日の3日前にPayPayが自動で決済する機能だ。支払い日を指定することもでき、オンライン請求書で支払い期日を気にせず、スマートに支払いをすることができる。現在、オンライン請求書サービスは、東京都水道局のみの対応だが、順次拡大予定だとしている。
価値を高めるPayPay
キャッシュレス決済は、政府が後押しする形で現金主義が根強い国内においても徐々に浸透してきており、特に新型コロナウイルスによる感染拡大の後は、非接触決済のニーズの高まりから、利用がさらに広がっている。
そのキャッシュレス決済の中でもトップシェアを誇るのがPayPayだ。同プラットフォームは、サービス開始直後から積極的なキャンペーンなどを実施し、多くの利用者を獲得してきた。またPayPayモールの展開やYahoo!ショッピングとの連携などECとの親和性も高めて来た。
さらに機能面でも随時、拡充が図られており、今回の機能追加もその一環と見ることができる。こうした機能追加は、利用者の満足度や新たなユーザー獲得へとつながることになり、ECへの送客という観点からも大いに歓迎できる施策と言えそうだ。