PayPayの対応を2020年1月にも開始 SBペイメントサービスがEC事業者向けにソフトバンクグループのシナジーを発揮した決済サービスを提供

ECのミカタ編集部

ソフトバンク株式会社の子会社であるSBペイメントサービス株式会社、EC事業者へ提供しているオンライン決済サービスにおいて、2020年1月中に「PayPay(オンライン決済)」の対応を開始することを公表した。

どこでもキャッシュレスで買い物できる世界へ

SBペイメントサービス(以下「SBPS」)は、EC事業者へ提供しているオンライン決済サービスにおいて、2020年1月中に「PayPay(オンライン決済)」の対応を開始する。SBPSは「PayPay(オンライン決済)」に対応することで「ソフトバンクグループのシナジーを最大限に生かし、どこでも安心してキャッシュレスで買い物ができる世界の実現に貢献していく」としている。

より多くのオンラインショップで利用可能に

「PayPay」は、ソフトバンクグループ株式会社とソフトバンク株式会社、ヤフー株式会社の3社が共同出資する、PayPay株式会社のスマートフォン決済サービスだ。2019年11月17日に登録ユーザー数は2,000万人を突破、利用できる加盟店数※2は170万カ所を突破している(同社調べ)。

これまでも実店舗のほか「Yahoo!ショッピング」「ヤフオク!」など一部のオンラインショップで「PayPay」が利用できたが、今回、SBPSのオンライン決済サービスと接続することで、より多くのオンラインショップで利用できるようになる。

さらに進むECとキャッシュレスの融和

さらに進むECとキャッシュレスの融和

SBPSは、決済代行会社としてEC事業者向けにオンラインショップで利用できる35種類以上のブランドの決済手段を提供している。また、Visa、Mastercard、UnionPay(銀聯)の国際的なクレジットカードブランドのライセンスを保有しており、決済代行に留まらず、アクワイアラの立場として加盟店審査や管理業務、決済サービスの提供までワンストップで行うことが可能だ。

12万店舗以上の加盟店導入実績と年間3兆円規模の決済処理実績で、EC事業者に利用できる環境を提供している。その同社がいよいよEC事業者向けに 「PayPay」の対応を開始する運びとなった。以前よりキャッシュレス決済についてはECとの親和性も高くオムニチャネル施策やエコシステム構築の上でも親和性が高いと言われてきた。今回の同社の施策によってより利便性が高まることになりそうだ。


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