データフィード管理ツール「dfplus.io」がTikTok商品カタログに対応
株式会社フィードフォース(所在地:東京都文京区、代表取締役:塚田 耕司)は、同社が提供するマーケターのためのデータフィード管理ツール「dfplus.io」が「TikTok」への商品データ連携を開始したと発表した。本対応により、「dfplus.io」のユーザーは、自社が保有する商品データをTikTok商品カタログの仕様に合わせて最適化し、TikTok広告管理画面に送信することや、自動更新することが可能となる。
TikTok商品カタログでできること
TikTok広告管理画面では、商品カタログを設定することで「コレクション広告」「ダイナミックショーケース広告」の2つの広告フォーマットを配信することが可能となる。
本対応により、dfplus.ioのユーザーは、自社が保有する商品データをTikTok商品カタログの仕様に合わせて最適化し、TikTok広告管理画面に送信することや、自動更新することができるようになる。
TikTok「コレクション広告」
動画と商品カードを組み合わせて表示できる広告フォーマット。おすすめフィード上でひときわ目を引くリッチな表現で、戦略商品から人気商品まで訴求が可能となっており、商品への理解促進〜購入意向の向上が期待できる。
通常のインフィード広告と比較した際のクリック率+18%、商品詳細ページ訪問数の増加率 3倍といった実績も出ている。
TikTok「ダイナミックショーケース広告」
アプリとウェブ横断で利用でき、商品カタログ内の商品情報を基に70以上のテンプレートから動画広告を自動生成して配信できる広告フォーマット。
ユーザーに最も関連性の高い商品を動画広告として自動表示するもので、購入などの深いコンバージョンやアクションを狙った広告運用に強力な効果を発揮するとされている。また、動画素材が手元にない場合でも始めやすいTikTok広告だ。
「dfplus.io」がTikTokに対応した背景
TikTokは、ユーザーの3人に1人がTikTokをきっかけとした購買経験があるなど、ECとの親和性が高いプラットフォームだ。動画コマース・ライブコマースの文脈でも注目されている。
一方で、動画コマース・ライブコマースにおいては特に、マーケティング担当者の戦略や制作物が複雑化し、特に新しく始める際の負担が大きい面もある。フィードフォースでは、より手軽にTikTokへの商品データ連携を試してほしいとの思いから、「dfplus.io」のTikTokへの対応を行ったという。
同社が提供する「dfplus.io」は、さまざまな商品・商材データをマーケティングでフル活用するためのSaaSで、Criteo、Facebookダイナミック広告、Google ショッピング広告、LINE Dynamic Ads、YDN 動的ディスプレイ広告、Indeed、求人ボックス、Instagram ショッピング、Pinterest などに対応している。
今回TikTokへの対応も開始し、今注目のTikTokにも容易に広告出稿ができるようになったことで、導入企業のマーケティングの可能性はさらに広がりそうだ。