フューチャーアーキテクト、EC運営に必要な一連の業務をカバーしたEC通販基幹システムを提供開始
フューチャー株式会社(証券コード:4722)の主要事業会社であるフューチャーアーキテクト株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:神宮由紀)は、同社が開発したクラウド型EC通販基幹システムを2022年6月より提供開始すると発表した。
中小企業向けにEC通販基幹システムを提供開始
昨今のEC需要の高まりを受けて、通販事業者は注文量の増加やECの多店舗展開によって注文処理や出荷業務が増える一方、限られた人員体制のなかで高い顧客サービスや配送品質・納期への対応など、各ECサイトに応じた適切な対応が求められている。
今回提供を開始するEC通販基幹システムは、こうした通販事業者の課題を解決すべく、同社がこれまでさまざまな流通企業顧客の基幹システムを構築してきた実績をもとに開発したものだ。
各サイトへのデータ連携機能から、バックエンド業務である「マスタ」「調達」「注文」「出荷」「決済・入金」に加え、会計上の「売上」「原価」や「棚卸商品」などEC運営に必要な一連の業務をカバーしたシステムとして、新たに中小企業向けにソリューションを提供する。
EC通販基幹システムのおもな特長
今回リリースされたEC通販基幹システムの特長は以下の通り。業務効率化と売上拡大に向け、今後も機能拡張を検討するという。
・注文数の増加に耐えられるよう注文・出荷・決済業務を自動化
・客注やドロップシッピング等も含めた多様な販売形式に対応した発注機能
・機会損失を削減しつつ過受注を防止するための全店共通在庫機能
・商品情報を一元管理し、スピーディーかつ効率的に各ECサイトに最適な形式で商品ページを自動生成
・売価や送料、検索キーワード等、各ECサイトの特性に合わせたマスタ設定
・財務会計、管理会計の質を向上させる原価算出や伝票の受払履歴・赤黒管理
フューチャーアーキテクトは、ビジネスコンサルティングからシステムの実装まで一貫して担えることを強みとしている。さまざまな流通企業の基幹システムを構築してきた実績を持ち、現場のニーズを理解している同社だけに、今後の展開にも期待したいところだ。