TēPsがShopifyに対応 Googleスプレッドシートとの注文情報自動連携機能も追加

ECのミカタ編集部

テープス株式会社(本社:神奈川県茅ヶ崎市、代表取締役:田渕健悟)は同社の「TēPs」の接続先に、Shopifyを新たに追加したことを公表した。

新機能も同時にリリース

テープスは、EC に特化したノーコードツール「TēPs(テープス)」の接続先に、Shopifyを新たに追加した。同時に、「注文情報の取得」機能を新たにリリースさせている。

TēPsは、APIを介してECモール、受注管理システム、Googleスプレッドシートやチャットツールなど、日々の業務で利用するさまざまなサービスや機能を自由に組み合わせ、プログラミングの知識や経験がなくても、自社独自の業務を自動化するツールをつくることができる。

TēPs新機能について

TēPs新機能について

◆注文情報の取得

Shopifyの注文情報を取得し、Googleスプレッドシートに自動で書き出すことができる。商品別の売上情報を日ごとに書き出せるほか、出荷に必要な住所などの情報を最短15分間隔で書き出すことが可能だ。

◆今後の追加予定の新機能

また同社は、Shopifyに関する業務を自動化する以下の機能を順次リリース予定だとしている。

・注文情報の更新(タグ・メモ)
・在庫数の更新
・注文のフルフィルメント
・注文のキャンセル

ECでの業務軽減とエラー防止に役立つ

同社は、Shopify対応と今回の新機能開発の背景について次のように述べている。

「ShopifyでEC を運営するにあたり、日々の注文情報の把握は欠かせない業務のひとつです。商品ごとの売上把握は、適切なタイミングでの発注や、広告戦略を考えるうえで重要になります。しかし、Shopifyの基本機能では集計できる軸が限られているため、管理画面から売上の情報をCSVファイルでダウンロードし、ExcelやGoogleスプレッドシートで集計している事業者が多く存在します。また、住所などの出荷に必要な情報を倉庫に伝える目的で、同様に管理画面から必要な情報をCSVファイルでダウンロードし、倉庫に共有する作業を、1日に何度も実行していることもあります」

こうした現場の実情を踏まえて、新機能では必要な注文情報を最短15分間隔でGoogleスプレッドシートに書き出すことが可能になった。同社はこれにより、EC事業者の日々の作業負担を減らすだけでなく、ヒューマンエラーや属人化を防ぐ効果が期待できるとしている。新機能の追加もアナウンスされており、同ツールの進化はこれからも加速することになりそうだ。

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