ライオンの新情報メディアが(株)ロックオンのDMPを採用

ライオンの新しい情報メディア「Lidea (リディア)」で採用

株式会社ロックオンは、ライオン株式会社に対し、アドエビスをコアとしたプライベートDMP(データ・マネジメント・プラットフォーム)の提供を開始した。10月23日のプレスリリースで明らかになった。

今回ライオンに提供するシステムは、(株)ロックオンが提供する広告効果測定システム「アドエビス」を核に、数社が提供する広告配信サービス、メール配信サービス、レコメンドエンジンなどを組み入れたもの。ユーザーの行動や趣味嗜好といった特性を「アドエビス」が分析し、それを元に個々のユーザーに合ったコンテンツ配信を行うものだ。

このシステムは、同日よりライオンからリリースされた生活情報メディア「Lidea (リディア)」で使用されている。Lidea会員の行動や趣味趣向等の特性情報を分析し、それを元に個々のユーザーの顕在ニーズ・潜在ニーズにマッチしたコンテンツを提供する。同時に、ライオンの保有するブランドを横断的に分析し、その結果を広告や自社コンテンツの強化に活用していくと言う。

各社のマーケティング・ツールをシームレスに融合

今回提供されるシステムには、アドエビスの他、株式会社フリークアウトの提供するDSP(デマンドサイド・プラットフォーム)サービス「FreakOut」、シナジーマーケティング株式会社の提供するクラウド型顧客管理システム「Synergy!」と顧客分析データ「Societas」、データアーティスト株式会社の提供するLPO(ランディングページ最適化)ツール「DLPO」などが採用されている。

これらのツールと「アドエビス」が連携することにより、広告配信、メール配信、コンテンツ配信までをシームレスに行うことが可能になった。

今現在のLideaのサイトでは、快適生活に役立つ情報を提供する「くらしのアイディア」、生活に関する疑問に答える「みんなのハテナ」といったコンテンツが紹介されている。(株)ロックオンのシステムを活かし、今後どのようなメディアに成長していくかが注目されよう。

(株)ロックオンは2001年設立。マーケット・オートメーション・プラットフォームの提供を主要事業とし、広告プラットフォームおよび商流プラットフォームの提供、ビッグデータの分析及び最適化事業を手がけている。