LINEがtalkmationと連携 LINE上で問い合わせ対応が可能に
株式会社SUPER STUDIO(所在地:東京都目黒区、代表者:代表取締役 林 紘祐、以下:SUPER STUDIO)は、同社のWeb接客ツール「talkmation」がチャットツール「LINE」上で操作可能になったことを公表した。
キャンペーンも実施
SUPER STUDIOがD2C支援事業やEC基幹システム「ecforce」(イーシー・フォース)とともに提供する、コールセンター・サポート対応をノーコードでチャット化できるWeb接客ツール「talkmation」(読み方:トークメーション、以下「talkmation」)がチャットツール「LINE」上で操作可能になった。
7月14日(木)より提供を開始し、通常特定プランのみにて提供している同機能を、期間限定で契約プランの制限なく利用できるキャンペーンを実施するとしている。LINE連携では、LINEのリッチメニューからtalkmationを起動可能で、定期商品のサイクル変更など、消費者からのさまざまな問い合わせに対応できるという。EC基幹システムのecforceと完全連動したシステムのため、問い合わせ内容はデータベースへの即時反映が可能。変更ミスや対応漏れを防げるとしている。
talkmation LINE連携のメリット
同社がまとめるtalkmation LINE連携のメリットは次の通りだ。
◆メーカー
▷利用頻度の高いコミュニケーションツールのLINEに問い合わせ導線があることで、顧客接点を強化。サポート業務の大幅な効率化や解約防止といった、talkmation導入の効果を最大化。
▷LINE上で行われた変更がecforceのデータベースにリアルタイムに反映。変更漏れ・遅延などによるクレームを防げる。
▷talkmationのシナリオ設計をSUPER STUDIOがサポート。シナリオはノーコードで設計可能なため、専門知識がなくても作成・改善が可能。
◆購入者
▷LINEで問い合わせから回答が完結するため、普段の生活の延長でブランドとコミュニケーションが取れる。
▷LINE ID連携やLINEに登録されている個人情報からの自動照合で、あらためてログインすることなく、過去の購入履歴などに合わせた適切なサポートを受けられる。
▷ブランドサイトにアクセスする手間なく、LINEの友だちから好きなタイミングで簡単に問い合わせができる。
シームレスな購入体験を創出
公表に際して同社では次のように述べている。
「SUPER STUDIOでは、メーカーの業務効率化、そして消費者(購入者)の方々の利便性向上につながる機能開発により、日本のEC化率を2030年までに20%に向上することを目指しています。今回のtalkmation LINE連携は、チャットボットとEC基幹システムの両方を自社で提供しているSUPER STUDIOならではの強みを活かし、メーカー・購入者の両社にとってメリットのある、シームレスな購入体験を目指して開発しました。今後も、EC基幹システムを提供しているからこそ実現できる、様々なデータをかけ合わせたシステムの提供を進めてまいります」
talkmationは2021年の提供開始以来、多くのメーカーの業務効率化や解約防止に活用されてきた。消費者にとってより身近なLINEでの問い合わせを可能にすることで、talkmationの利用率を向上できる。同社は、さらなるサポート業務の効率化やCRM施策に関する機能強化を図るとしており、これからの進化にも注目と言えそうだ。