Kuradashiが【ロスおたすけ定期便】を開始 フードロスになり得る商品を20種類以上詰め合わせて半額以下の価格で毎月お届け

ECのミカタ編集部

株式会社クラダシ( 本社:東京都品川区、代表取締役社長:関藤竜也、以下「クラダシ」または「同社」)は、まだ食べられるのにフードロスとなってしまう商品を詰め合わせて月1回届ける「ロスおたすけ定期便」を開始することを公表した。

ワケあり食品を定期でお届け

ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」を運営するクラダシは、賞味期限が切迫した食品や季節商品、パッケージの汚れやキズ・自然災害による被害などが要因で、消費可能でありながら通常の流通ルートでの販売が困難な、まだ食べられるのにフードロスとなってしまう商品を詰め合わせて月1回届ける「ロスおたすけ定期便」を8月15日より開始することを公表した。

◆「ロスおたすけ定期便」の概要

▷販売内容:20点以上の商品を詰め合わせて月に1回、毎月お届け。

▷販売価格:3,980円(税込・送料別)。

▷販売期間:定期便の申し込み受付期間は毎月月末まで。2回目以降は25日に注文継続の確定となる。

▷配送期間:注文月の翌月20日頃を目処に発送(発送日は前後する可能性あり)。

※詳細条件等は同社公式サイトを要確認。

同社がまとめる「ロスおたすけ定期便」の特徴

同社がまとめる「ロスおたすけ定期便」の特徴

◆色々な商品を詰め合わせ

20点以上の商品を詰め合わせて月に1回、毎月届ける。食品・スイーツ・飲料など(常温商品)、どんな商品が届くかは届くまでのお楽しみとなる。毎月さまざまな商品を詰め合わせ、定期便で手元に届く。

◆半額以下でおトク

フードロス削減への賛同メーカーより協賛価格で提供された商品を半額以下で「おトク」に購入できる。

◆フードロス削減に貢献

品質は問題なく、まだ食べられるのにフードロスとなってしまう商品が届けられる。購入することでフードロス削減に貢献できる(賞味期限の切れた商品は含まれない)。

◆販売価格の一部を社会貢献活動団体に寄付できる

Kuradashiでは、フードロス削減への賛同メーカーより協賛価格で提供を受けた商品を割安で販売し、売り上げの一部を社会貢献活動団体へと寄付している。「ロスおたすけ定期便」の売上の一部も、クラダシが提携している環境保護や動物保護などの15団体から、購入者自身で支援したい団体を選んで寄付することが可能だ。フードロス削減のみならず、SDGs17の項目を横断して支援することができる。

ECでフードロス削減に貢献

公表に際して同社では次のように述べている。

「日本では年間約522万トンのフードロスが発生しており、事業活動を伴って発生する『事業系フードロス』と、各家庭から発生する『家庭系フードロス』に分類されています。事業系のフードロスの主な要因は、製造日から賞味期限までの期間が3分の1以内のうちに小売店に納める『3分の1ルール』という商慣習や、パッケージの汚れやキズ、規格外、季節商品などさまざまです。しかしこれらの商品の品質はまったく問題なく、まだ食べられる商品ばかりです。クラダシは、ミッションを『ソーシャルグッドカンパニーでありつづける』、ビジョンを『日本で最もフードロスを削減する会社』と定め、1.5次流通という全く新しいマーケットを創出し、様々な理由により通常の流通ルートでの販売が困難な商品を買い取り、ソーシャルグッドマーケット『Kuradashi』でおトクに販売することで、食品をはじめ、様々な商品のロス削減に取り組んでまいりました。

Kuradashiにはケース単位で販売している商品が多く、利用ユーザーからは『フードロス削減に貢献したいから一人暮らしでも買える量で販売してほしい』、『さまざまな商品を気軽にお試しできる詰め合わせのセットがほしい』などのお声をいただいておりました。そこで、さまざま商品を詰め合わせてお試しいただくことで、より多くの方におトクにお買い物を楽しみながら、フードロス削減に取り組んでいただきたいと、20種類以上の商品を楽しみながらフードロスを削減できる『ロスおたすけ定期便』の提供を開始いたします。今後もクラダシは、ユーザーの皆さまに気軽に楽しくトクしながら、社会貢献やフードロスの解決に取り組んでいただけるよう、サービス拡充を進めるとともに、誰もがより気軽に参加できるソーシャルグッドマーケットを目指します」

Kuradashi利用ユーザーの声から生まれた「ロスおたすけ定期便」。まだ充分に食べられる商品を20種類以上詰め合わせて半額以下の価格で毎月届けられるこの取り組みは、フードロスの削減という社会的課題にECの力で貢献できる好例ともなりそうだ。

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