SORAMICHIが【Webサイト速度改善支援サービス】の提供を開始

ECのミカタ編集部

株式会社SORAMICHI(本社:東京都中央区、代表取締役社長:川本 広二)は、「Webサイト速度改善支援サービス」の提供を開始した。

Web高速表示をトータルサポート

SORAMICHIは、サイト表示速度を改善することでSEO順位の向上を実現し、ユーザビリティ・コンバージョン率の改善にも貢献する「Webサイト速度改善支援サービス」の提供を8月15日より開始した。今回、SORAMICHIが提供開始する「Webサイト速度改善支援サービス」は、顧客事業者が運営するWebサイトの表示速度に関する現状把握・課題特定から改善策の提案までをトータルにサポートし、個々の要望に応じた最適な速度改善ソリューションを提供するものだという。

具体的には、PSIやlighthouse、デベロッパーツールを用いて顧客事業者のWebサイトの現状把握を行う。フロントエンドでは、リソースの読み込みのチューニングをはじめ、約50種類のチューニング方法の中から、顧客事業者の課題やニーズに応じた最適な解決方法を検討し、提案する。バックエンドでは、通信の圧縮やプログラムの改修などをサポート。その他、画像の圧縮やフロントコードのリファクタリングも行うとしている。

SEO順位に直結するサイト表示速度

ユーザーがWebサイトへアクセスした際、Webページが読み込まれ、表示されるまでの速度(LCP; Largest Contentful Paint)は、SEO順位に大きな影響を与える。2021年6月、Google社は、ユーザーエクスペリエンス(UX)の改善を目的に、Webサイトの検索順位を決定する新たな評価指標として「コアウェブバイタル(Core Web Vitals)」を発表した。

コアウェブバイタルでは、ユーザーが最初に行ったアクションへの応答性(FID; First Input Delay)、ページコンテンツの視覚的な安全性(CLS; Cumulative Layout Shift)と並ぶ指標として、Webページの読み込み速度(LCP; Largest Contentful Paint)が位置付けられている。

同社は、こうした背景からサイト表示速度はユーザーがストレスなく必要な情報にたどり着けるかを図る指標であるだけでなく、SEO順位にも大きな影響を及ぼすエクスペリエンス指標であると述べている。その上でSORAMICHIは、表示速度の改善を通じて、ユーザーがストレスなく必要な情報に辿り着けるWebサイトの構築・改善を支援することで、SEO順位の向上を実現し、ユーザビリティ・コンバージョン率の改善にも貢献するとしており、特に自社ECサイトを構築している事業者にとっては、新たな選択肢となりそうだ。

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