オリジナルパッケージ制作を起点に倉庫選定・調達オペレーション支援など、EC/D2C事業者のバックエンド業務全般を一気通貫でサポートする「shizai」を運営する株式会社shizai（本社：東京渋谷区、代表取締役：鈴 暢之）は、スタートアップスタジオと新規事業の創出、CVC機能を兼ね備えたBREW株式会社（本社：東京都港区、代表取締役：小原崇幹）と業務提携を締結したと発表した。

本提携により、shizaiによる事業に最適なオリジナルパッケージ制作を通した効率的なバックエンド業務実現の支援と、BREWの持つ経営コンサルティングやデザイン制作・広報PRなどの事業クリエイティブ力によって、商品企画段階でも、サービスリニューアル段階でも、スタートアップ企業の事業成長を両社でサポートしていくという。

業務提携の背景

shizaiはEC/D2C・その他小売業者からオリジナルパッケージの発注を受け、設計、製造、納品までを「低コスト・高品質」を実現しながら一貫して請け負っている。

ローンチ以後1年間で300社以上の法人の取引があり、昨対比で売上高は5倍に成長。急成長中のD2C企業をはじめ、日本を代表するエンタープライズ企業とも取引を行っている。

BREWは、スタートアップスタジオとして「人々のライフスタイルを豊かにする」領域に対して高い事業クリエイティブ力を発揮しながら、圧倒的な成長スピードで新しい価値を醸成してきた。商品が生まれる以前の事業計画策定から商品企画、ブランド設計、クリエイティブ支援、広報支援、資金調達、事業成長にかかる組織づくりなど、BREWの圧倒的な速度での成長サポートによって、さまざまなステージのスタートアップが飛躍的に成長を遂げている。

2社のサポートを受けているスタートアップの成長を間近で感じていることから、両社がタッグを組んで多くのスタートアップを支援することで、サービスやブランドのグロースにより一層貢献できると考え、今回の提携に至ったという。

BREW×shizai 特別おまとめパックメニュー

BREWを通してshizaiにオリジナルパッケージ制作を申し込んだ事業者限定で、特別キャンペーン価格にて提供。

shizaiによる梱包、資材のデザインと物流費を含めたトータル費用削減のコンサルおよび、BREWによる事業計画策定や商品企画、ブランド設計、クリエイティブ支援、広報支援、資金調達、事業成長に係るサポートなどが受けられる。

オリジナルパッケージ作成プラットフォーム「shizai」

shizaiは主にEC/D2Cを運営する事業者にオリジナルの梱包資材を提供するマーケットプレイス「shizai」を運営している。

全国で500以上の一次製造工場ネットワークを保有しており、事業者の要望・納品先等の情報に応じて最適な製造元を選定可能な体制を設計。仕様に応じて最適なサプライヤーを選定し、中間業者を除くことで平均20%のコストダウン、自動見積システムの稼働によるスピーディな製造リードタイムを実現している。

梱包資材の最適化はコスト削減のみならず、ブランドの世界観の醸成や顧客満足度の観点からも極めて重要であり、shizaiはコスト削減と顧客体験の向上を両立することでEC事業者からの支持を集めてきた。今回の両社の提携により、スタートアップ企業の成長がさらに加速しそうだ。