【厳選】おすすめポップアップツール5選!導入するメリットや活用するポイントを解説

ECのミカタ編集部

【厳選】おすすめポップアップツール5選!導入するメリットや活用するポイントを解説

「離脱率が高い」「コンバージョン率が低い」など、ECサイトの売り上げに頭を抱えるECサイト運営者も多いのではないでしょうか?そこで今回は「離脱率の低下」や「コンバージョン率の改善」に役立つ、ポップアップツールの機能や選び方のポイントについて解説します。記事の後半には、おすすめのポップアップツールをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

ポップアップツールとはどんなツール?

ポップアップツールは、ECサイト上でユーザー一人一人に対して個別の接客ができる機能を持っているツールです。具体的には、設定した条件を満たしたユーザーに対して、適切なタイミングで割引クーポンや広告、その他案内などのポップアップを表示させることができます。ポップアップツールを活用することで「離脱」や「コンバージョン」など、売り上げに直結する課題を解決できることから注目を集めています。

ポップアップツールの機能


ポップアップツールは、主に以下の3つの機能を兼ね備えています。

・ユーザーに合わせた条件設定機能
ユーザーに合わせた条件設定機能とは、設定した条件にマッチした顧客を「狙い撃ち」してポップアップを表示させることができる機能です。例えば、離脱の直前にブラウザのバックボタンを押した場合や、一定時間サイトに滞在したときなど、ページの閲覧状況に応じてポップアップのタイミングを最適化することができます。

・広告のポップアップ機能
広告のポップアップ機能とは、その名の通り広告をポップアップで表示させる機能です。
ページの内容に合わせて広告を変更でき、おすすめの商品やクーポン、または、お問合せの電話番号を発信するボタンなどを表示させることで、購買意欲を高める効果が期待できます。

・効果測定を可視化できるレポート機能
ポップアップツールは、単にポップアップを表示させるだけでなく、サイトを訪れたユーザーのアクセス数や、どんな商品を閲覧していたか、そのページの滞在時間はどのくらいかなどをレポートで確認できる機能です。ポップアップの種類ごとに効果測定を行うことで、広告を表示させるタイミングやサイト改善に役立てることができます。

ポップアップツールのメリット


ポップアップツールを導入することで、以下のようなメリットがあります。

・ECサイトからの離脱率を低下する
ポップアップツールには、離脱率を低下させる重要な役割を持ちます。特にECサイトでは、商品をカゴに入れたまま購入を完了せずにページから離脱する「カゴ落ち」が多く見られます。そのような場合は、ページから離脱する際に「お買い忘れはございませんか?」とポップアップを表示させたり、商品のLPや類似品の関連記事へ誘導させるなどの施策を打つことで、離脱防止に繋がるのです。

・購入の後押しができる
ユーザーのニーズとマッチした内容を、適切なタイミングで表示させることで、購買率の向上が期待できます。ECサイトでは特に「購入ボタン」が分かりづらい場所にあると、決済まで至らないケースが多く、そのような場合は「購入ボタンの最適化」が必要です。ポップアップでは、ページのレイアウトを気にせず、「購入はこちら」などといった購入を促すボタンを、自由な場所に適切なタイミングで表示させることができるため、購買のチャンスを取りこぼすことはありません。また、商品の購入を決めかねているユーザーに対しては、クーポンの配布や広告を表示させることで、購入の後押しができるでしょう。

ポップアップツールとチャットの違いは?

ポップアップツールには、「ポップアップ型」と「チャット型」の大きく分けて2つのタイプに分けられます。続いては、それぞれのポップアップツールの使い方やポイント、メリット・デメリットなどを交えて解説していきます。

ポップアップ型とは


「ポップアップ型」とは、事前に表示条件を設定しておき、ECサイトを訪問したユーザーの中で、設定した条件を満たしたユーザーに対してポップアップウィンドウを表示させるツールです。

例えば、商品を探している途中で「会員登録でポイント2倍!」や「在庫限りのセール開催中」などといった案内を表示するなど、ユーザーの興味がありそうなコンテンツを表示させることで、購入を迷うユーザーの背中を押すことができます。デメリットとしては、適切ではないタイミングでポップアップを表示させてしまうと、その煩わしさから「離脱」や「満足度の低下」をもたらすケースもあるため、ユーザーの行動をしっかり分析することが必要です。

チャット型とは


チャット型とは、ECサイトを訪れたユーザーに対して、画面上で気軽に問い合わせができる機能です。こちらも適切なタイミングで「ご質問はありませんか?」「ご不明点はございませんか?」などといったチャットルームを表示させ、実際の接客のようなコミュニケーションを取ることができます。チャット型には、人間のスタッフが対応する場合と、AIによってロボットが対応する場合の2パターンあるのが特徴です。

メリットは、ユーザーが知りたい情報に対して的確に案内できる点や、チャットの履歴からサイトの課題を見つけ改善することがあり、デメリットは、ユーザーがサイトを閲覧する上で邪魔になってしまったり、質問に対して的を得ない回答があった場合、離脱率が高まる可能性がある点です。

ポップアップ型とチャット型を使い分けるポイント


ポップアップ型とチャット型のどちらを選ぶかは、目的によって変わってきます。ユーザーが持つ課題をヒアリングし、丁寧に回答したい場合であればチャット型の方が要望に合わせた回答を行うことができるので、満足度の高い接客をすることができます。

一方で、ユーザーに合わせてタイムリーな提案をしたい場合は、ポップアップ型がおすすめです。適切なタイミングで、割引クーポンや広告などを表示させることで、リピーターや購買意欲の高いユーザーへアプローチすることができます。

ポップアップツールの選び方

ポップアップツールの導入を検討しているなら、まずはじめに「ユーザーにどんな行動をとって欲しいのか」を明確にすることが大切です。先ほど解説したように、ポップアップの種類も様々あるため、どのような接客を行いたいかで選ぶツールが変わってきます。他にも、導入コストや運用のしやすさなど、ポップアップツールを選定する際のポイントがたくさんありますので、それぞれ解説していきます。

サポート体制が整ったサービスか


ポップアップツールの運用にノウハウがない場合は、サポート体制が整ったサービスを選ぶことがおすすめです。適切なタイミングでユーザーにポップアップを表示させることが重要となるため、「いつ」「どこで」「誰に」「どんなものを」表示させるのか、細かなシナリオを作成してくれるサービスがあるものを選ぶと良いでしょう。

目的に合った機能範囲か


ポップアップツールの多くは、顧客データの分析やポップアップを表示する条件設定、そして効果測定まで管理することができます。さらにその上で、データ解析や運用改善サポート、他社サービスとの連携など、提供する機能に応じたプランが用意されているため、必要なサービスを見極めることが重要です。また、複雑なデータ解析などの機能は必要とせず、シンプルな操作で使いやすいものもあるため、コストと相談し目的に応じたサービスを選定しましょう。

データの連携がスムーズに行えるか


ポップアップツールを導入するメリットとして、収集したデータをマーケティングに活かすことができるという点もあります。自社で管理する顧客データと、ポップアップツールを連携させることで、ユーザーの行動パターンが分析でき、より満足度の高いサービスを提供することが可能です。連携を考えている場合は、他システムと連携がスムーズに行えるサービスを選ぶようにしましょう。

【厳選】おすすめポップアップツール5選!

どんなポップアップツールが自社のECサイトに合ってるのか、たくさんのポップアップツールの中から選定するのは、なかなか難しいはずです。そこで、厳選したおすすめのポップアップツールをご紹介していきます。サービス内容や、サポート体制の有無についても参考にしてみてください。

Branch Pop

引用:https://branchpop.appirits.com/

Branch Popは、ユーザー情報の分析に優れており、適切なタイミングで1人1人に合わせたアクションを行います。その他にも、マーケティング支援や施策の立案、設計、デザインなどあらゆる面でのサポート体制が万全で、企業側にかかる運用負荷がないのが魅力です。
経験豊富なスタッフによる一貫したサポートで、今抱える悩みを解決へと導いてくれます。

Branch popについての資料無料DLはこちらから▼
https://ecnomikata.com/docrequest/service/446/

株式会社アピリッツについてはこちらから▼
https://ecnomikata.com/support_company/400/


Sprocket

引用:https://www.sprocket.bz/

Sprocketは、ユーザーのページ閲覧、スクロール、クリックなどの行動を分析し活用することで、満足度の高いWeb接客を行えるツールです。適切なタイミングでポップアップを表示するのはもちろんのこと、表示するコンテンツもユーザーのニーズと合致したものを表示させ、コンバージョン前の離脱を未然に防いでくれます。
導入後は、プロによる運用代行サービスを提供しているため、企業側は運用に対する不安を回避できるのが魅力です。

Sprocketについての資料無料DLはこちらから▼
https://ecnomikata.com/docrequest/service/473/

株式会社Sprocketについてはこちらから▼
https://ecnomikata.com/support_company/588/


Repro

引用:https://repro.io/

Reproは、世界各国の企業で活用されているポップアップツールで、シェア、顧客満足度No.1という実績のあるサービスを提供しています。データの連携にも定評があり、データ分析から施策までを一貫してサポートしてくれるのが特徴です。
また、搭載されているアナリティクス機能によって改善ポイントを特定し、実行・改善を遂行してくれるため、コンバージョン率の向上が期待できます。

Reproについての資料無料DLはこちらから▼
https://ecnomikata.com/docrequest/service/436/

Repro株式会社についてはこちらから▼
https://ecnomikata.com/support_company/561/


ecコンシェル

引用:https://ec-concier.com/

ecコンシェルは、AIを搭載しているポップアップツールで、NTTドコモとPKSHA Technologyが共同開発しているサービスです。独自のAIを使うことによって、コンバージョン率や顧客単価、滞在時間などを自動で改善することができます。さらに、最適なタイミングで効果的なバナーを表示させるので、高いクリック率を獲得できるのも魅力です。

KARTE

引用:https://karte.io/

KARTE(カルテ)は、ユーザーのサイト訪問状況をリアルタイムで分析と可視化を行い、ユーザーに合わせた最適なタイミングでアプローチしていきます。アプローチ方法は、ポップアップだけでなくLINEやメール、SNSやアンケートなど、バラエティに富んだ機能を備えているのが特徴です。業種別の様々なニーズに対応したテンプレートが用意されているため、企業側の手間を省くことができます。

KARTEについての資料無料DLはこちらから▼
https://ecnomikata.com/docrequest/service/426/

株式会社プレイドについてはこちらから▼
https://ecnomikata.com/support_company/181/

まとめ

いかがでしたか?ポップアップツールの機能とサービスについて紹介いたしました。ポップアップツールは、ユーザー一人一人に適切なアプローチを行うことで、離脱率の低下や購買率を高めることができるツールです。また、ポップアップツールが持つレポート機能を活用すれば、自社ECサイトの課題や目的が明確になるでしょう。蓄積されたデータを分析し、施策や改善を繰り返すことで、販売促進だけでなく、新規ユーザーやリピーターの獲得、顧客満足度向上など、飛躍的な効果が期待できます。ぜひ、自社にあったポップアップツールを見つけ、最大限有効活用してみてはいかがでしょうか?


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