クロスマートがオリコと提携 食品流通のDXを推進
クロスマート株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:寺田 佳史、以下「クロスマート」または「同社」)は、株式会社オリエントコーポレーション(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:飯盛 徹夫)と業務提携契約を締結したことを公表した。
卸売業者&飲食店をデジタルで支援
食品流通のDXを推進するクロスマートは、オリエントコーポレーション(以下「オリコ」)と業務提携契約を締結した。この提携により、クロスマートの運営する受発注プラットフォーム「クロスオーダー」を通じて全国の卸売業者・飲食店の業務効率化、生産性向上を支援するとしている。
同社の「クロスオーダー」は、飲食店と卸売業者をつなぐ受発注プラットフォームだ。これまでFAXや電話が主流だった卸売業者の受注業務をスマートフォン上のLINEのインターフェース(画面と操作)を通じて行うことで、業務効率化を実現するサービスとなっている。
また卸売業者が非対面で取引先へ商品提案ができる「クロスオーダー販促」では、卸売業者へウィズコロナ時代における新しい営業手法を提供している。コロナ禍で業務のデジタル化・DX推進ニーズの高まりもあり、サービス開始から約2年半で全国の卸売業者220社以上が導入し、飲食店の利用も急速に拡大しているという。
「クロスオーダー」導入メリット
同社がまとめる「クロスオーダー」の導入メリットは、次のとおりだ。
◆導入メリット:卸売業者
(1)業務効率化による人件費削減
(2)テレワークにも対応できる受発注業務の環境づくり
(3)販促機能で売上アップ
◆導入メリット:飲食店
(1)いつでもどこでも発注可能
(2)スタッフの発注も通知が届く
(3)オススメ商品/特価品のチラシが届く
飲食業界の生産性向上とDXを後押し
株式会社オリエントコーポレーションのBtoB決済保証推進部からは次のようなコメントが出されている。
「当社は売掛金決済保証事業で提携する全国の食品卸売業の加盟店向けに、受発注業務の効率化を実現する『クロスオーダー』を提供することで、加盟店のお取引先である飲食店と加盟店双方の生産性向上およびDX推進を支援してまいります」
飲食店と卸売業者をつなぐ受発注プラットフォーム「クロスオーダー」。これまでFAXや電話が主流だった受発注業務をスマートフォン上のLINEのインターフェース(画面と操作)を通じて行うことで、業務効率化を支援している。
先述したようにコロナ禍で、業務のデジタル化・DX推進のニーズは高まり、サービス開始から約2年半で全国の卸売業者220社以上が利用しており、飲食店の利用も急速に拡大しているという。
またオリコは、創業以来60年以上にわたり、オートローンやショッピングクレジット、カード・融資、銀行保証、決済・保証、EC決済ソリューションなど多彩な金融サービスを提供してきた。そして今回の提携により、オリコから取引先へのクロスオーダーの紹介が可能となった。
同社は、今回のオリコとの提携を通じ、全国の飲食が元気になることを起点に、日本全国の活性化、地方創生に貢献し、同時にコロナで影響を受けた飲食店・卸売業者の業務効率化、生産性向上の支援を通して日本各地の活性化につながるサービスを展開するとしており、ECとデジタル化がもたらす成果に期待したい。