電子タバコブランド「SPADE」でECプラットフォーム「ecforce」を導入

ECのミカタ編集部

電子タバコブランド「SPADE」でECプラットフォーム「ecforce」を導入

株式会社北の達人コーポレーション(以下:北の達人コーポレーション)の新規事業である電子タバコ「SPADE(スペード)」において、株式会社SUPER STUDIO(以下:SUPER STUDIO)が提供するD2C支援事業やEC基幹システム「ecforce」を導入した。

「ecforce」導入の背景

北の達人コーポレーションが手掛ける電子タバコ「SPADE」の販売は購入時に本体のカラーを2種類のうちから1つ、フレーバーを3種類のうちから2つを選ぶ仕組みである。

このような、本体とフレーバーという複雑な商品構成のカート実装が課題であったが、「ecforce」の導入により実現。さらに、SUPER STUDIOにはEC/D2Cへの豊富な知見があることに加え、売上100億円を目指すための機能が「ecforce」にあることも、導入の決め手となったとしている。

「ecforce」の導入によりECサイトが大きく進化

今回の導入により、大きく分けて以下の3点の恩恵を受けることとなった。

◆充実したカスタマーサポート
▷ecforceの担当者がマニュアルを作成することで、スムーズな導入が実現。
▷カスタマーサポートのスピーディーな対応により、ストレスフリーにECサイトの構築が実現。

◆自動化できる機能が豊富
▷与信落ちなどへの対応を自動化できる「自動再オーソリバッチ機能」。

◆定期通販・単品リピート通販に特化した機能の実装
▷訴求に合わせてLPを複製する作業がワンクリック可能。
▷定期継続率などを別のツールを入れることなく確認可能。

また、上記以外にも今後はチャットボット機能のひとつ「smart dialog」(スマートダイアログ)を活用し、マーケティングの効果検証を進めていく予定である。

「ecforce」HP:https://ec-force.com/product/ecforce

電子タバコ「SPADE」

新規事業である「SPADE」について、北の達人コーポレーションは以下のように述べている。

「近年、健康需要の増加に伴い日本国内の喫煙者は減少傾向にありますが、ニコチンとタールを含まない電子タバコの市場は拡大しています。このような現状や将来的な海外展開を見据えて、新規事業の計画を持つ人材を採用し社内ベンチャーの形で新たなD2C事業を立ち上げる新規事業企画室から第1号のブランドとして『SPADE』は生まれました」

EC業界全体にノウハウ、人的リソースが不足している今、「ecforce」などのシステム導入による業務削減、効率的な店舗運営が非常に魅力的だ。「SPADE」は「ecforce」と共に100億円の売上を目指すとしている。今回の導入は商品の認知向上、販路拡大に大きく貢献することが考えられる。

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