Amazon Payを利用した支払い あと払い 「ペイディ」が利用可に
Amazonが提供する決済サービス「Amazon Pay」は、10月27日(木)より、Amazon Payを使ったECサイトでのお支払いで、株式会社Paidyが提供するあと払いサービス「ペイディ」を利用できるようになったことを公表した。
Amazon Payにおける「ペイディ」利用方法
◆Amazonアカウントとの連携
▷Amazonアカウントサービス内の「お客様の支払い方法」の画面で、「あと払い(ペイディ)」を選択、アカウントを連携させる。
※ペイディアカウントを持っていない顧客はペイディアカウントを作成。
※ペイディアカウントの作成では、氏名、メールアドレス、携帯電話番号が必須。
◆Amazon Pay対応のECサイトで「あと払い(ペイディ)」を選択して注文
▷支払い方法の指定画面で「あと払い(ペイディ)」を登録・選択し、注文を確定する。
※Amazonギフトカードの残高をお持ちの顧客は、「あと払い(ペイディ)」での支払い時、ギフトカード残高を併用した決済が可能。さらにペイディアプリで本人確認済みの顧客は、分割手数料無料の「3回あと払い」を使用した支払いができる。
◆支払いはコンビニ・銀行
▷コンビニ払い、銀行振込、口座振替のいずれかを選択するため、クレジットカードは不要。
◆翌月10日までに、まとめて支払い
▷請求額確定の翌月1日から3日までに、EメールとSMSでご請求案内が届き、請求月の10日までに支払う。
※コンビニにおいて一括支払いの場合、手数料は356円となる。コンビニで3回あと払いをする場合など、その他手数料の詳細はペイディのウェブサイトを確認。
※銀行振込手数料は金融機関により異なる。また、口座振替は手数料無料で、商品発送の翌月12日の引き落としとなる。
ペイディ公式HP:https://paidy.com/
多様化した顧客ニーズに対応
Amazonは、2019年11月から、Amazon.co.jpで買い物をする顧客向けにペイディを使った支払い方法を提供している。
今後はAmazon Payを利用できる販売事業者のECサイトでの買い物に対しても、ペイディを使ったあと払いが利用できることとなる。
また、Amazonアカウント内にAmazonギフトカードの残高がある場合は、購入代金をギフトカード残高から支払い、不足分をペイディで支払うことも可能だ。
今回のサービス拡充について、アマゾンジャパン Amazon Pay事業本部 本部長の井野川 拓也氏は、以下のように述べている。
「このたび、ECサイトでの新たなお支払い方法として『ペイディ』を利用いただけるようになったことを大変嬉しく思います。オンラインショッピングの利用が拡大するにつれて、お客様のニーズも多様化しています。ペイディのあと払いサービスを利用いただくことで、お客様がさまざまなECサイトでさらに便利にお買い物を楽しめることを願っています。引き続き、Amazon Payは、お客様が、簡単、便利に、そして安心してお買い物いただける決済サービスを提供してまいります」
「BNPL(後払い決済)」サービスは、世界全体の市場において年平均約37%と急速に成長を続けている。今回のAmazon Payとペイディの連携により、日本国内における後払い決済は更に普及するかもしれない。これからの市場動向に注目すべきと言えそうだ。