小売EC支援のStailerに【レジ前推薦機能&特集管理機能】を追加

ECのミカタ編集部

株式会社10X(本社:東京都中央区、代表取締役CEO 矢本真丈、以下「10X」または「同社」)は、同社の「Stailer」を利用する小売事業者向けに「レジ前推薦機能」と「特集管理機能」の提供を開始した。

AIが「ついで買い」をオススメ

10Xは、同社が提供する小売ECプラットフォーム「Stailer(ステイラー)」を利用する小売事業者向けに、AIが「ついで買い」をおすすめする「レジ前推薦機能」と、季節商材等おすすめ商品の販促機能「特集管理機能」の提供を開始した。

「レジ前推薦機能」とは、ネットスーパー・ネットドラッグストアにおいて、購入完了直前に”ついで買い”、”合わせ買い”、”買い忘れ防止”を促進する機能だ。ネットスーパー・ネットドラッグストアのレジ前で購入されやすい商品をAIが自動的に推薦するため、小売事業者が商品選定に手間をかけることなく顧客に最適な商品が提案される。

また「特集管理機能」とは、小売事業者が、管理画面から季節商材や行事などの特集に合わせたバナー画像とピックアップ商品の一覧を掲載することができる機能だ。オンライン上での買い物において、商品との新たな出会いと購入のきっかけを創出することができるとしている。一部のStailer導入事業者に提供していた機能をより使いやすく改良し、全パートナーに向けて提供を開始したとのことだ。

ECでも「偶然の出会い」を創出

ECでも「偶然の出会い」を創出

同社によれば、ネットスーパー・ネットドラッグストアは、店舗に比べて商品の一覧性が低いため、目的の商品を効率的に購入する「いつもの買物」には便利である一方、目的以外の商品が目に入って購入する「偶然の出会い」の創出が難しいという課題があったとしている。

Stailerでは商品掲載数が限られるシステム上の問題を解決することをはじめ、店舗での買い物体験における「ついで買い」や「あわせ買い」等、商品との偶然の出会いをアプリ上でも創出できるような機能開発を進めているという。その上でネットスーパー・ネットドラッグストアを、より便利で楽しい体験にするために、まずは「レジ前推薦機能」「特集管理機能」の提供を開始したのだ。

同社では、ネットスーパー・ネットドラッグストアにおいて「商品との偶然の出会い」を創出する機能の充実を図り、従来では実現が難しかった新たな商品発見機会の拡大を目指すとしており、これからの展開にも注目と言えそうだ。

ECのミカタ通信23号はこちらから


記者プロフィール

ECのミカタ編集部

ECのミカタ編集部。
素敵なJ-POP流れるオフィスにタイピング音をひたすら響かせる。
日々、EC業界に貢献すべく勉強と努力を惜しまないアツいライターや記者が集う場所。

ECのミカタ編集部 の執筆記事