ザイオネックス SaaS「PlanNEL」の大型アップデートを実施

ECのミカタ編集部

中堅/中小企業の需要予測と在庫最適化をAIでDXするSaaS「PlanNEL」大型アップデートを実施

サプライチェーンマネジメント(以下:SCM)のソフトウェアを提供するザイオネックス株式会社(以下:ザイオネックス)は、AIを活用した需要予測や在庫基準管理等、供給計画に必要なモジュールを幅広く備えたSaaSプラットフォーム「PlanNEL(プランネル)」の大型アップデートを実施した。

在庫管理、利益シミュレーションなどを実装

在庫管理、利益シミュレーションなどを実装

今回の「PlanNEL」アップデート内容は以下の通りとなっている。

◆需要予測モジュールで10以上のアルゴリズムによる並行演算を実現

一般的な需要予測システムでは品目によって予めアルゴリズムを設定して計算するが、「PlanNEL」では10以上のアルゴリズムで同時に需要予測を実行し、最適な結果を自動的に提案する。

◆販売計画モジュールに利益シミュレーション機能を実装

従来、販売計画は販売計画立案に関わる様々な指標を一元化し、直感的な操作で効率的で迅速な計画立案を可能にしてきたが今回、販売計画の精度の更なる向上を実現する機能として、新たに利益シミュレーション機能を追加した。

◆在庫戦略計画モジュールに過剰在庫・欠品リスク管理のアラート画面を実装

在庫戦略計画ではニーズの高い過剰在庫や欠品等のリスク管理をより効率化するために、全体を俯瞰して把握できるダッシュボードを追加。さらに中々見直すことのない在庫基準を販売トレンドに合わせてサジェストする機能も実現した。

◆補充計画モジュールにイレギュラーも臨機応変に対応できるシミュレーション機能を実装

補充計画では需要数に対して補充可能数量が足りない場合などで、どう調整すべきかをシミュレーションにより最適なプランで対応可能にした。

新規導入キャンペーンを実施

新規導入キャンペーンを実施

今回の大型アップデートに伴って、さらに多くの企業で活用してもらうことを目的として、新規導入キャンペーンを実施している。

◆新規導入キャンペーン内容

▷初期導入費用、サブスクリプション費用の大幅値下げ

「PlanNEL」はサムスンやLGブラザー工業といったS&OPの最先端を走るグローバル企業から、日本国内の中小企業まで広く利用されているツールである。最新のAIとデータサイエンス技術を元にした在庫数や発注数のシミュレーションが可能であり、担当者の経験と勘に頼ることなく限りなく正確な計画が単一プラットフォーム上で作成できる。

また豊富なパラメータによって顧客の要件に対応、運用後の調整についてもコーディングを必要としないことも特徴だろう。さらに顧客の希望に応じて必要なモジュールのみを導入し、段階的に拡張することも可能だ。今回のアップデートに伴って、小売にとって重要な要素がさらに拡充されたと言えるだろう。新規導入キャンペーンの取り組みと含めて、どこまで採用件数が伸びることになるのか、今後の動向に期待が集まることが考えられるはずだ。

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