トランスコスモス、Meiji SeikaファルマのEC&D2C事業を支援
トランスコスモス株式会社(代表取締役共同社長:石見浩一、牟田正明、以下「トランスコスモス」または「同社」)は、Meiji Seika ファルマ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小林大吉郎、以下「Meiji Seikaファルマ」)のECプラットフォームを構築したことを公表した。
Shopifyを活用
トランスコスモス株式会社は、Meiji SeikaファルマのECプラットフォームを構築したことを公表した。また同社によれば、Shopify(ショッピファイ)を活用し、ECサイトの運営、販売管理、ロジスティクス、カスタマーサポートをワンストップで提供し、Meiji Seika ファルマの初の試みであるD2C事業を全面支援したとのことだ。
Meiji Seikaファルマの依頼を受けてトランスコスモスは、これまでに培ってきたD2C事業のワンストップ支援、とりわけ製薬業界におけるEC事業支援の実績から、D2C事業の支援を行ったとしている。
支援のポイント
▶ 医療機関から紹介を受けた顧客を対象としたクローズド販売として、「医療機関コード」を活用した独自スキームを策定。あわせて、医療機関からの紹介による販売状況を確認する仕組みも構築。
▶「医療機関専用」という商品特性にマッチした信頼感を醸成するUI / UXデザイン、Shopifyの特長を活かした、Shopifyテーマ/アプリ導入によるサイト構築。
▶ 独自スキームながらも、これまでのワンストップサービスの実績を活かし、ECサイト管理、更新などのサイト運営をはじめ販売管理、入荷、出荷、返品/交換などのロジスティクス、顧客に対するメール・電話でのカスタマーサポートといった業務の設計から構築、運用をワンストップで実現。
製薬業界におけるEC事業支援の知見を投入
Meiji Seikaファルマより、次のようなコメントが出されている。
「当社にとってD2C領域のECサイトの立ち上げは、初めての試みかつ十分なリソースや知識がなく難しい課題でした。トランスコスモス様には、ECサイト構築支援だけではなく、サイトローンチ後の運用においても、サイト運営・バックオフィス・コンタクトセンター・ロジスティクスなど幅広くサポートいただいています。また、製薬業界での豊富な実績があり、最上位の『Shopify Plus』パートナーである安心感もありました。これからも、医療機関、患者さんのお役に立てるよう事業を展開していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします」
Meiji Seikaファルマは、明治グループの食品と医薬品のノウハウを結集した、医療機関専用サプリメントブランド「meiQua(メイキュア)」による新たなD2C事業を検討していたという。医療機関から紹介を受けた顧客のみが購入できるサプリメントのため、医療機関との紐づけを可能とする独自の販売スキームの構築と、顧客の利便性を考慮したサービス、付随するシステムとの連携が必要となっていた。こうしたニーズと課題に対応し、製薬業界で豊富な実績を持つ同社だからこそ、Shopifyを活用した医療機関専用サプリメントD2C事業の全面支援が実現したと言えそうだ。