メルカートが初期費用を49万円から19万円へ引き下げ

ECのミカタ編集部

「メルカート」を提供している株式会社エートゥジェイ(本社:東京都港区、代表取締役社長:飯澤満育、以下「エートゥジェイ」または「同社」)は、初期費用の料金改定を行うことを公表した。

ECへの参入をしやすく

2023年2月1日(水)、販促・CRM機能一体型のSaaS型ECカートシステム「メルカート」を提供しているエートゥジェイは、より多くの事業者がEC事業を推進することが出来るよう初期費用の料金改定を行うことを公表した。メルカートは、ECサイト構築実績国内トップクラスの「ecbeing」から生まれた、販促・CRM機能一体のSaaS型ECカートシステムだ。

多彩な機能性や操作性に優れたUI、万全のセキュリティ、システムの自動更新、集客からCRMまでサポートする専門チームなどを通じて、顧客のECサイトに対するさまざまな課題を解決し、売上向上に寄与している。また、パッケージ版であるecbeingへ低コスト・短期間で移行できるなど、EC事業規模に応じた柔軟な対応も可能だ。

EC展開での初期コスト削減をサポート

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公表に際して同社では次のように述べている。

「新型コロナウイルス感染症拡大により、自社EC事業の立上げが増加しました。増加したEC事業の中には収益化に成功した企業もありますが、その影に多くの失敗した企業が隠れています。失敗した企業の多くは、マーケティングに費用をかけることが出来ず、売上成長が見込めずに事業撤退をしています。このような状況下において、エートゥジェイでは企業のECカート導入を促進するとともに、初期の課題である集客施策におけるコスト投下が出来るように料金改定をすることとしました。メルカートの強みであるマーケティング機能による売上向上や、強固なマーケティングサポート体制による事業の成功をより多く送り出すことができればと考えています」

同社も述べているように、コロナ禍を経て国内でもEC化が急速に進行し、これまでEC展開をしてこなかった様々な業種や規模の事業者がこぞってECに活路を見出すべく参入が進んでいる。

一方で、規模の必ずしも大きくない事業者にとって、体力の問題から集客やマーケティング、プロモーションに注力できないことも少なくないだろう。今回、ECカートシステム「メルカート」が初期費用を49万円から19万円と大幅に引き下げたのは、まさにこうした課題に対応するものであり、EC化を企図する多くの事業者のチャレンジを力強く後押しすることになりそうだ。

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