情報キュレーションアプリ「グノシー」 「Gunosy 5,000万人都市構想」発表
新しいコンセプトで提供する新しいサービス
株式会社Gunosy(以下グノシー)は第一回事業戦略発表会において、新コンセプト「Gunosy 5,000万人都市構想」の下、新サービス「Gunosy Platform」および提携モデル「G Development」を発表した。新サービスは12月以降、「グノシー」アプリ上で順次提供スタートとなる。
同社は、情報キュレーションアプリ「グノシー」の最新実績情報を次の6を用いて説明する。
1:700万件のダウンロード数
2:提携媒体数200メディア超え
3:100のメディアが1億PV超えを実現
4:アクティブユーザー率約46%
5:広告主数400超えを実現
6:予約または購入における累計コンバージョン数100万件超え
以上、非常に好調な実績情報の元、ニュースのみに留まらない新しい情報との出会いの場をユーザーに提供し、あらゆる決済行動(予約や購買行動)をスマートフォン最適化した環境で行える「場」に進化していきたいとする。
大好評アプリがみせる新たな展開
同社のコメントでは、従来のスマホポータル概念を、ただ情報が集まる場所ではなく、スマホ時代の実生活行動基点に再定義し、企業とユーザー双方により便利で豊かな情報接触と購買体験を提供していきたいとしている。
様々な行動と体験で成り立つ1つの都市として位置付け、5,000万人ユーザーを目標に「Gunosy 5,000万人都市構想」として今回のコンセプトを定義した。
「5,000万人都市」の舞台となるのが「Gunosy Platform」であり、従来のグノシー上で提供されていたニュースやコンテンツに加え、様々な店舗を誘導しスマートフォンでの閲覧に最適化された形でユーザーに提供する。いつまでもいたくなる街、のようなプラットフォーム作りを目指すとしている。
「Gunosy Platform」に参加するパートナー企業との提携モデルを「G Development」と名付け、第一弾では11企業14サービスの参加が決定している。参加企業らは順次増員していく見通し。
「世の中の人に最適な情報を」をテーマに運営されるグノシーは、累計で700万ダウンロードを超える情報キュレーションアプリ。同社は、情報が増え続ける社会において、適切な人に適切な情報を届けることを目標とし、全てのユーザーがストレスなく自分の欲しい情報やコンテンツを楽しめる社会を実現したいとする。
今まで、ECサイトのメディア化はよくみられてきた例だが、今回は逆パターンで、メディアのECサイト化という珍しい例である点に注目したい。
時間がなにより貴重である現代に、欲しい情報を即座に入手できる環境は必須といっても過言ではない。従来のサービスに加え、スマートフォンに最適化されたUIで体験できる新サービスは、より一層求める情報に近づくことができるだろう。
元からのユーザーはもちろん、未体験のユーザーにとっても12月以降開始の新サービスは有益なものとなるだろう。