ギフティとスナックミーが資本提携契約を締結

ECのミカタ編集部

ギフティ、株式会社スナックミーと資本提携契約を締結

株式会社ギフティ(以下:ギフティ)は、おやつのサブスク「snaq.me」を提供する株式会社スナックミー(以下:スナックミー)との間で資本提携契約を締結し、スナックミーが実施した第三者割当増資を一部引き受け2022年10月に出資を完了した。

商品開発、販売、流通面での協業

ギフティは、「eギフトを軸として、人、企業、街の間に、さまざまな縁を育むサービスを提供する」というコーポレート・ビジョンのもと、eギフトの発行から流通まで一気通貫で提供するeギフトプラットフォーム事業を国内外で展開中だ。

主力サービスは、個人向けeギフト販売サービス「giftee®」、eギフトやチケットを発行し販売管理を行うシステムを提供するサービス「eGift System」、eギフトを活用した法人向けサービス「giftee for Business」であり、個人、法人を対象に広くeギフトサービスを提供している。

一方スナックミーは、2016年におやつのサブスクリプションサービス「snaq.me」を開始し、「おやつと世界を面白く」という理念のもと、約7年間にわたり、人工甘味料、合成香料、合成保存料や漂白剤など不使用でナチュラル素材のみで作られているおやつの提供を行ない、2022年にはサブスクの累計会員数が15万人を突破している。

今後は、サブスクEC領域だけではなく、生活者とのあらゆる接点でおやつ体験を創造し提供する「おやつ体験メーカー」を目指すべく、オフライン事業、法人向け福利厚生事業、コーポレートギフティング事業を強化する予定としている。

今回の資本提携契約によって、事業面においても、eギフトサービスやCorporate Giftサービス領域で連携し、スナックミーが取り扱うおやつおよびおやつ体験をギフトとして流通させるべく、2023年3月より商品開発および販売、流通面での協業が開始されている。

ギフトコンテンツとしてのおやつを視野に入れる

今回の資本提携は、ギフティが推進する成長戦略の一環であり、eギフトプラットフォームおよびeギフトの流通額を拡大し、プラットフォームの利用価値を高めるとともに収益の多様化を図ることを目的としている。

ギフティは、これまでも顧客の多様なギフトニーズに応えるべく、あらゆるモノをギフトとして贈れる世界を目指し、魅力的なギフトコンテンツの開拓を行ってきた。

今回のスナックミーとの協業によっておやつ、おやつ体験をギフトコンテンツとして流通および販売することを視野に入れ、様々なシーンでおやつをギフトとして贈ることのできる機会の創出を目指すとしている。今回の協業によって、今後どのようなイノベーションが生まれるのか期待されるだろう。

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