ヤプリと「unisize」が連携開始 サイズ不安の払拭をサポート
アプリプラットフォーム「Yappli」を提供する株式会社ヤプリ(以下:ヤプリ)は、株式会社メイキップ(以下:メイキップ)が提供するアパレルEC向けサイズレコメンドエンジン「unisize」と連携を開始した。
両サービス概要
「unisize」はネットで洋服を買うとき、より身体に合ったサイズを推奨するレコメンドエンジンである。簡単なアンケートに答えるだけで、メジャーで測ることなく自分に合ったおすすめのサイズを確認、AIを用いてスマホで撮影した全身写真から、腕の長さや肩幅などの体型を採寸しサイズを確認することができる。
一方、「Yappli」はアプリ開発・運用・分析をノーコードで提供するアプリプラットフォームである。導入企業は600社を超え、店舗やEコマースなどのマーケティング支援から、社内や取引先とのコミュニケーションをモバイルで刷新する社内DX、バックオフィスや学校法人の支援まで、幅広い業界の課題解決に活用されている。
先行してアーバンリサーチアプリで運用
今回の連携によって、ECサイトで「unisize」を導入している企業は、「Yappli」が提供するアプリ環境でも簡単に「unisize」の導入が可能となった。
アプリ上でもサイズレコメンドを提供することができるため、オンラインショッピング時に感じるサイズ不安の払拭をサポートすることができるだろう。
また、本連携に先行し、2023年1月より株式会社アーバンリサーチの公式アプリ内でも「unisize」の運用が開始。短期間で大きくunisize利用ユーザー数を伸長させ、アプリ利用者とunisizeの親和性の高さがうかがえる結果となった。
結果について、株式会社アーバンリサーチの小紫慎也氏は以下のようにコメントしている。
「2023年1月にアプリで対応できるようになった事で1カ月で『unisize』利用ユーザーが176%アップと大幅に増加しました。『unisize』利用ユーザーはCVR、客単価が高い傾向がある為、アクティブ率の高いアプリユーザーとの相性もよく今後の売上貢献が期待できます。また、アプリは店舗をメインで利用されるユーザーも多い為、ECで購入するハードルが高いと感じられているお客様にもカバーできるサービスとなっている為クロスユーザー増加も期待できます」
アーバンリサーチでの事例では、「unisize」利用者が176%と大きく伸長した。これはサイズを確認した上で購入したいと考える顧客が多いことの裏付けとも言えるだろう。小紫氏も述べているように、アクティブ率の高いアプリユーザーと「unisize」の相性は良いと考えられるため、今後幅広いアプリにおいて活用されることが期待できるはずだ。