「Yappli」が10周年 開発アプリの累計DL数が1億5000万回に
株式会社ヤプリ(以下:ヤプリ)は2023年4月1日、提供するアプリプラットフォーム「Yappli(ヤプリ)」と共に創業10周年を迎えた。
スマホ黎明期から提供を続ける
ヤプリがサービスを提供開始した2013年、日本ではスマートフォンが普及し始めたばかりであった。そんな中、いち早くアプリの将来性を感じ、ノーコードで誰もが簡単にアプリ開発・運用できるCMSがあれば、エンジニア不在の企業にも貢献できると考え「Mobile Tech for All」をミッションに掲げ、2013年4月にアプリプラットフォーム「Yappli」を提供開始。
現在では導入企業は600社以上、Yappliで作られたアプリ数は783を超え、累計ダウンロード数は約1.5億回と、モバイルDXを支えるサービスに成長している。
小まめなアップデートとサポート体制
◆簡単にアプリ運用ができるプラットフォーム
Yappliはプラットフォームとして、顧客がアプリを構築・運用できる環境を提供し続けている。そのため、サービスの改善、機能追加を続けており年間アップデートは200回以上実施、提供機能数も40種類以上。顧客と伴走し、成功を支援するカスタマーサクセスも好評で継続率は99%以上を維持している。
◆アプリ独自の機能
「プッシュ通知」は、アプリ内の新着情報やお得情報、予約確認などの通知を、アプリを起動しなくても端末の通知領域に、最新情報をすばやく表示・認知に繋げることができる。Yappliで作られたアプリの累計プッシュ通知は、累計49.1万メッセージ、累計505億回通知が配信された。
また、2021年から提供開始した顧客管理システム「Yappli CRM」は、この1年で顧客情報が約160%増加。アプリにログインしているユーザーが多いほど、アクティブ率が高い傾向にあり、アプリを中心とした顧客とのコミュニケーションや管理が急速に拡大していることがわかるだろう。
10年前より10倍楽しい
ヤプリ代表取締役CEO庵原氏は、10周年を迎えて以下のようにコメントしている。
「皆様のご支援があり、ヤプリも10周年を迎えることができました。創業当時は『まず2年全力でやろう、もしダメでも必ずどこか雇ってくれるよ』と共同創業者たちに言っていました。『リビングデッド(出資を受けるも事業が成長せず上場などは程遠い状況)』という言葉が脳裏に入りそうになるのを必死に防ぎ、うまくいかなくても前へ前へ事を進めました。結果として10年経ち、リビングデッドどころか事業は急成長し、上場もでき、今も成長を続けています。社員は250名を超え、多くの顧客や社員、株主そして家族に支えられて10年を迎えることができました。今のほうが10年前より10倍楽しいです。250人の仲間と一緒に切磋琢磨できる今のほうが圧倒的に楽しいし、ノーコードのソフトウェアには未来があります。これまでも、これからも変わらずやり続けます。10年間のご支援本当にありがとうございました。次の10年もヤプリを宜しくお願いします」
「Yappli」は現在、営業活動や組織コミュニケーションとしても活用の場を広げている。さらに、学校・行政・エンタメ・会員向けサポート・イベントなど、様々な業界に適したアプリを開発している。今後も社会のあらゆる場面において「Yappli」の活用が広がっていくことが考えられる。これからの10年も「Yappli」は社会に大きく貢献し続けるだろう。