イー・ガーディアンの子会社が「ECサイト向けセキュリティパッケージプラン」を提供開始

ECのミカタ編集部

「ECサイト向けセキュリティパッケージプラン」を提供開始

イー・ガーディアン株式会社(以下:イー・ガーディアン)のグループ会社であるEGセキュアソリューションズ株式会社(以下:EGセキュアソリューションズ)は2023年4月6日(木)より、ECサイトのセキュリティ強化をサポートする「ECサイト向けセキュリティパッケージプラン」を提供開始した。

4パターンのパッケージプランで提供

「ECサイト向けセキュリティパッケージプラン」では、ECサイト自体の脆弱性検出及び改善のサポートのための「ウェブアプリケーション脆弱性診断」・「プラットフォーム脆弱性診断」と、また「SiteGuard」の導入を、スポット・年間、新規サイト・既存サイトの組み合わせにて4パターンのパッケージプランとして提供する。

◆スポットプラン

◆年間プラン

半数以上の企業でサイトの脆弱性が発見される

昨今のクレジットカード情報漏えい事案の増加を踏まえ、経済産業省及び情報処理推進機構(IPA)は、3月16日に「ECサイト構築・運用セキュリティガイドライン」を公表し、EC事業を行う経営者や実務担当者向けにセキュリティ対策の強化を求め、基準となる項目を定めている。

さらに、サイバー攻撃を受けてしまう原因の一つとして挙げられるサイトやプラットフォームの脆弱性に対し、半数以上の企業で危険度が高い点が発見されており、いつ被害にあってもおかしくない状態であることも公表された。

ECサイトにて事故・被害が発生すると、サイト閉鎖期間の売上損失は1社あたり約5700万円、事故対応にかかる費用の平均額が1社あたり2400万円に上るなど甚大な経済的損失が発生するとも試算されている。

このような背景を踏まえ、今回EGセキュアソリューションズは「脆弱性診断」と、定常的なセキュリティ強化方法として推奨された「WAF製品」をパッケージにした、「ECサイト向けセキュリティパッケージプラン」を提供開始することとなった。

今後も、イー・ガーディアングループは、専門性と質の高いサービスを提供し、ミッションである「We Guard All」の実現に向け、人々の生活をより便利に、豊かにするサービス・製品の開発に尽力するとしている。サイトセキュリティの強化はサイトの運営面だけではなく、利用する顧客の情報を守るためにも必要不可欠である。半数以上の企業において脆弱性が指摘されている状況であるが、「ECサイト向けセキュリティパッケージプラン」の利用により今後改善されていくことが期待されるだろう。

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