月間ユーザー2億人の「Instagram」を活用した国内初のキャンペーン支援ツールを開発

若年層や女性をターゲットにしたキャンペーン運用をサポート


アライドアーキテクツ株式会社は、画像共有SNS「Instagram(インスタグラム)」を活用したキャンペーン支援ツールを開発した。11月末より、国内外の企業・ブランドに向けてサービスの提供を開始する。
InstagramのAPIを活用したキャンペーン支援ツールが法人向けに提供されるのは、国内では初めてとなる。

Instagramとは2010年に米国で誕生し、2012年から米Facebook社傘下で提供されている画像共有SNSおよびモバイルアプリだ。写真や動画をアート作品のようにフィルター加工できるため20代女性を中心に人気を集め、2014年時点で月間ログインユーザーの数は全世界で2億人以上にのぼる。1日に平均約6,000万枚の写真が投稿されている。

アライドアーキテクツはソーシャルメディアマーケティング支援事業を手がけており、ブログ、Facebook、Twitterなどを活用した企業の宣伝・販促を支援するサービスを開発・提供し、これまでに3,000社超に導入されている。

近年、Instagramの急成長に伴い、多数のクライアント企業からキャンペーン支援ツール開発の要望を受けていた事が開発の背景にあった。

FacebookやTwitterとは異なり、Instagramでは開発者向けAPIの公開が限定的であるため、支援ツールの開発は難しいものとされてきたが、アライドアーキテクツはこれまでのノウハウを生かして、企業・ブランドのニーズに対応する支援ツールの開発を進めていた。

スタイリッシュな画像・動画を活用したプロモーション施策を実現


Instagram経由でのキャンペーン参加ユーザーの管理は、これまでは手動で行われてきた。しかし、アライドアーキテクツがシステム化したことで、企業・ブランドは多数の参加者を擁する大規模なキャンペーンや、店舗や外部サイト等と連携した大型キャンペーンなども容易に開催することが可能となった。

また、キャンペーンを通じてユーザーがInstagramに投稿した画像・動画を収集/蓄積し、生活者発信のウェブコンテンツとして企業サイトなどに容易に書き出すことができるため、Instagramならではのスタイリッシュな画像・動画を活用した多彩なプロモーション施策が実現できる。

アライドアーキテクツは、「今後もソーシャルテクノロジーで、世界中の人と企業をつなぐ」という企業理念の下、各SNSの特徴やユーザー属性に応じた新たなプロモーション支援サービスの開発に取り組み、企業・ブランドにおける顧客エンゲージメントの構築およびマーケティングデータの活用を支援していく」としている。