【2023最新】ネット仕入れサイト比較10選!選ぶポイントからメリット・デメリットまで

ECのミカタ編集部

【2023最新】ネット仕入れサイト比較10選!選ぶポイントからメリット・デメリットまで

ネットショップの仕入れに便利な「仕入れサイト」。一口に仕入れサイトといっても、扱っている商材やジャンル、利用条件などはさまざまで「どのサイトを選べばよいのかわからない」という方も多いでしょう。本記事では、仕入れサイトを10社の比較や選び方のポイントを紹介しています。これから仕入れサイトを利用したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

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仕入れサイトとは

仕入れサイトとは、メーカーや問屋との取引がおこなえるWebサービスのことです。直接メーカーや問屋などへ足を運ばなくても、自宅でPC・スマートフォンを使って仕入れできるのが大きな特徴。仕入れサイトを使ってメーカーや卸問屋から商材を購入することで、「仕入れ」から「販売」までの一連の業務をインターネット上で完結できるようになります。

多くの仕入れサイトでは一般消費者の登録は不可となっていますが、近年では個人事業主が利用できるサービスも増えています。

また、仕入れサイトには以下のようにいくつかのタイプがあり、利用するサイトの特徴を把握しておくことで仕入れの効率アップにつながります。
●幅広いジャンルの商材を扱う仕入れサイト
●ジャンルに特化した仕入れサイト
●問屋・メーカーの直営サイト
●ドロップシッピングタイプの仕入れサイト

なお、多くの仕入れサイトでは会員登録後に卸売価格が閲覧できる仕組みを採用しており、登録時もしくは取引の申請時に審査があり、審査に通過した事業者のみ利用できるシステムとなっています。

仕入れサイトを選ぶ際のポイント

仕入れサイトを利用すると、仕入れにかかる労力や時間を大幅に削減できます。しかし、登録した仕入れサイトで希望する商品の取り扱いがなかったり、不要なコストがかかったりすると、ネットショップ運営はうまくいきません。

以下で紹介するポイントをふまえて、ネットショップの方向性に合わせた仕入れサイトを選びましょう。

販売目的・ニーズを洗い出す


仕入れサイトによって扱っている商品のジャンルやブランドは異なるため、どのサイトを利用するのがよいかは販売目的やニーズによって異なります。そのため、まずはネットショップで扱う「商品」と、購入者である「ターゲット(顧客)」を決めましょう。

闇雲に仕入れサイトに登録しても、ネットショップに陳列したいと思う商品がみつからなかったり、ターゲットにあう商品を取り扱っていなかったりと、時間の無駄になりかねません。まずは運営するネットショップで「どのような商品を誰に向けて」販売したいのかを考え、そのうえでニーズにあった仕入れサイトを選びましょう。

販売商品を決めて市場動向を調査する


どのような商品を販売する場合でも、市場の動きは売れ行きを左右する重要なポイントとなります。ターゲットと商品を決めたら、「流行」や「季節」での売上の変わり方など、さまざまな観点から市場動向をチェックしましょう。

たとえば、同じ商品を扱う競合他社のサイトでの売れ筋商品や販売価格の調査や、信ぴょう性の高い調査データの活用などは比較的簡単にできる市場調査です。最近ではSNSと連動しているネットショップも多いため、ターゲットの流入経路もチェックしておくとよいでしょう。

また、ネットショップでは在庫管理も重要な業務の1つです。とくに短期間でピークをむかえる流行に左右される商品を扱う場合、需要が読みにくく過剰在庫をおこしやすい傾向にあり、注意しなければなりません。

市場動向を調査することで販売戦略が立てやすくなり、仕入れる商品のバリエーションや数を設定しやすくなります。

サイトの利用条件を確認する


多くの仕入れサイトの利用には会員登録が必要で、「有料or無料」や「法人のみor個人も可能」など、利用条件はサイトによってさまざまです。

当然ながら法人に限定している仕入れサイトで個人の利用はできませんし、会費や最低注文数、最低仕入れ金額なども仕入れサイトによって異なります。また、配送料も必ずチェックしておきましょう。

仕入れサイトを利用するメリット・デメリット

仕入れサイトを利用している企業や事業者はたくさんいますが、具体的にどのようなメリットやデメリットがあるかは事前に知っておきたいものです。以下では、仕入れサイトを利用することのメリットとデメリットを詳しく紹介します。

メリット


まずは、メリットからみていきましょう。

仕入れが簡単


仕入れサイトを利用するもっとも大きなメリットといえるのが、仕入れが簡単になることです。従来の仕入れ方法であれば、メーカーや卸売業者との接点がなければ商品を仕入れることはできませんでした。

しかし、仕入れサイトを利用することで、直接のつながりがなくても専門業者から商品を仕入れることが可能になります。

また、オンライン上で取り引きが完結することやサイト内で複数の仕入先をみつけられること、仕入れをいつでもストップできることなども、仕入れサイトのメリットといえます。

数量が少なくても仕入れできる


個人で仕入れ販売をする際にネックとなりやすいのが、一度に購入しなければならない数や量の「最低ロット」です。大量の商品を仕入れることになればそのぶん多くの資金が必要になり、在庫リスクも高まります。

しかし、最低ロットが設定されていない仕入れサイトであれば、低予算かつ低リスクで商品を仕入れられるため、小規模でのネットショップ運営を目指す個人に最適な仕入れ方法といえるでしょう。

デメリット


次に、デメリットを紹介します。

競合との差別化が難しい


仕入れサイトを利用することで簡単に商品を仕入れられることから、多くの事業者に利用されています。そのため、同じもしくは似ている商品を販売しているネットショップがすでに存在していることもめずらしくありません。

また、「同じ商品であれば少しでも安いショップから購入したい」と考える消費者も多く、価格競争に巻き込まれやすい点にも注意が必要です。商品でオリジナリティをだせないのであれば、価格をさげて販売したりキャンペーンを実施したりと、独自の施策で競合との差別化を図ることが大切です。

海外の仕入れサイトは関税に注意


海外の仕入れサイトを利用する場合は、輸入の際に関税がかかることも考慮しなければなりません。また、海外の仕入れサイトは国内の仕入れサイトよりも送料が高いことが多く、関税と送料をあわせると商品代金より高くなることもあります。

さらに事務手続きや商品到着の遅延など、国内であれば生じないようなトラブルが発生する可能性もゼロではありません。商品を輸入して販売したいと考えている方は、国内の仕入れサイトを利用した場合とのコストや手間、納品までの期間などの違いをしっかりと比較しておきましょう。

おすすめ仕入れサイト10選

以下では、個人でも利用できるおすすめの仕入れサイトを紹介します。販売したい商品や興味のあるジャンルのサイトがあれば、ぜひチェックしてみてください。

NETSEA(ネッシー)


https://www.netsea.jp/
NETSEA(ネッシー)は、約4,800社の問屋・メーカーが登録している日本最大級の仕入れサイトです。アパレルや日用雑貨、美容・健康、家電など、幅広いジャンルの商品が200万点以上掲載されており、一部の商品は「ワケあり」としてオークション形式で掲載されるなど、独自の取り組みをおこなっています。

また、NETSEAが主催する特集やセール、クーポンを利用することで、さらに安く仕入れられるのも魅力。入会金や月会費は無料で、個人事業主の利用も可能です。

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スーパーデリバリー


https://www.superdelivery.com/
スーパーデリバリーはアパレルや雑貨を中心に、食品や家具などのあらゆる商品が掲載されている仕入れサイトです。BASEやCOLOR ME、Squareなどの外部サービスとも連携しており、仕入れた商品を自動登録・データ管理が可能など、便利な使い方ができるのも特徴。

スーパーデリバリーはほかのサイトでは扱っていない商品も多くあり、競合との差別化を図りたい方にもおすすめです。利用料は月額2,000円(税別)で、入会日〜翌月末までの無料トライアルが用意されています。

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卸の達人


https://www.oroshi-tatsujin.com/e-commex/cgi-bin/ex_index.cgi
卸の達人は、美容系・健康系の商品に強い仕入れサイトです。テレビやネット上で話題の商品の取り扱いなどもあり、ダイエット関連の商品を販売したい事業者にもおすすめです。

シイレル


https://shi-rel.com/
シイレルは、特産品やスイーツ、飲料、ギフトなど、幅広いメーカーの食品を取り扱っている食品に特化した仕入れサイトです。取引したい業者とワンクリックで申請できて、無在庫販売や1点からの注文にも対応しています。

初期費用や月額利用料は0円で、個人事業主の利用も可能。なお、決済には翌月末にまとめて請求される「NP掛け払い」が採用されています。

TopSeller(トップセラー)


https://top-seller.jp/
TopSeller(トップセラー)は、30万点の商品を扱うネットショップ専門の仕入れサイトです。注文した商品がメーカーから直接ユーザーに配送される「ドロップシッピング」を採用しており、在庫を抱えるリスクがありません。

楽天市場やYahoo!ショッピング、MakeShop、カラーミーショップなどのECモールやECサイトにも対応。「セレクトコース」「全商品コース」の2つの料金プランが用意されており、取扱点数にあわせて選べます。

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orosy(オロシー)


https://retailer.orosy.com/
orosy(オロシー)は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECモールにない商品が仕入れられるサイトです。こだわりを感じさせるハイセンスなファッションブランドや、生活雑貨、家電などをメインで取り扱っています。

BASE・shopify・COLOR ME・STORESなど、各サービスとも提携。バイヤー側は無料で利用できて、ポイント還元キャンペーンなども実施しています。

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TOPWHOLE(トップホール)


https://topwhole.shop/
TOPWHOLE(トップホール)は、大人の女性向けワンピースやトップス、パンツなどが卸売価格で購入できるアパレル専門の仕入れサイトです。韓国市場(東大門)と中国市場(広州)に独自ルートをもっていることから、近年人気の韓国ファッションに強いのもポイント。

サイト内に掲載されている画像は二次利用が可能で、ネットショップに使う画像を自ら用意する必要がありません。会費は月額3,300円(税込)、個人での登録も可能です。

GOMEN Online(江綿オンライン)


https://www.gomen.jp/
GOMEN Online(江綿オンライン)は、婦人服・紳士服・子供服と幅広い世代の衣料品を扱っている仕入れサイトです。運営者企業は老舗の大手総合衣類卸商社で、全国の小売店を対象としているため一般消費者の登録はできません。

常時2,000種類と豊富な品揃えで、シーズン物の売れ筋商品から定番アイテムまで、幅広い商品を1点から仕入れられます。

ザッカネット


https://www.zakka.net/
ザッカネットは、雑貨の卸売業者やメーカーが集まるBtoB向けのコミュニティサイトです。サイト内に掲載されている商品情報や卸売価格をみて、気になる商品があればカートから仕入れたり直接問い合わせたりできます。

また、探している商品がみつからない場合は、「バイヤーニーズ掲示板」を利用すると卸売業者やメーカーから直接声がかかることも。1,900社を超える事業者が登録しており、ファッションや文具、日用品、食品、ペット用品など幅広いジャンルを掲載しています。

いなせり


https://inaseri.net/
いなせりは、豊洲市場内に店を構える水産仲卸の食材を注文できる仕入れサイトです。豊洲市場の仲卸が出品〜発送までを一貫しているため、スピーディで新鮮な魚を小ロットから仕入れられます。

サイト内は「飲食店向け」と「個人向け」の2つにわかれており、個人事業主であれば飲食店向けサイトの利用が可能。鮮魚・干物・切身・凍魚・珍味・乾物など、さまざまな海産物を扱っています。

入会金や月会費は無料で、個人利用・1点からの仕入れも可能。また、購入時にポイントが還元されるシステムや、卸の達人から直接顧客に商品が配送される「直送サービス」など、はじめての仕入れでも利用しやすい仕組みが整っています。

まとめ

仕入れサイトを利用することで、メーカーや卸売業者とのコネクションがない個人でも商品の仕入れが可能になり、ネットショップ運営の効率アップに役立てられます。また、ネットショップ運営では、「どのような商品をいくらで仕入れて、いくらで販売するのか」によって利益が大きく変わります。目的やニーズにあった仕入れサイトを利用して、ネットショップの利益を最大限高めましょう。

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