動画広告の効果をユーザーの検索行動から検証、「動画広告効果分析サービス」が株式会社アイレップから

ユーザーの検索行動における変化を観測

株式会社アイレップは、14日、動画広告の効果をユーザーの検索行動から計測・検証するサービス「動画広告効果分析サービス」のベータ版を提供開始することを発表した。

動画広告効果分析サービスとは

今回提供される動画広告効果分析サービスのベータ版では、「サンプルユーザーへの動画配信」、「接触前検索キーワードの把握」、「接触後検索キーワードの把握」などのサービス・機能と、そのレポーティングが提供される。

サービス開始の背景

近年の、スマートフォンをはじめとするモバイル端末の著しい浸透にともない、広告企業がウェブ上の動画形式の広告へ寄せる期待は大きい。そこで、動画広告が実際にどのような効果をもたらすのかを、従来のアンケート調査ではなく、より正確な把握が可能になるようユーザーの検索行動履歴に基づく検証方法が開発されたとのことだ。

今回のベータ版では、大量の検索データをもとにユーザー分析が可能な「クロスリスティングDMP」を提供する「株式会社クロスリスティング」と、動画広告配信プラットフォーム「TubeMogul」を提供する「TubeMogul Inc.」の日本法人である「株式会社チューブモーグル」との連携が行われている。

リリースによると、今後の展開として、さらなる取得可能となるデータや各動画メディアとの連携によって、より正確な動画広告の効果を把握することが挙げられている。