Apple製品がANAのマイルで買えるように ANAのECモールに「Apple Rewards Store」オープン

ECのミカタ編集部

ANAグループ傘下にあり、ANAマイレージクラブの企画・運営、新規事業開発を行うANA X株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:轟木一博、以下、ANA X)が、2023年1月31日にオープンしたECモール「ANA Mall(エイエヌエーモール)」。同モールに7月18日、「Apple Rewards Store」がオープンした。数ある出店者の1つではあるが、「ANAのマイルでApple商品が購入できる」国内初の店舗であり、今後、キャンペーン・プロモーションを実施していく。

ANA Mallの41ショップ目は「Apple Rewards Store」

約4000万人のANAマイレージクラブ会員を有するANAグループのANA X株式会社が1月31日にオープンしたECモール「ANA Mall(エイエヌエーモール)」に、2023年7月18日、41ショップ目となる「Apple Rewards Store」がオープン。人気のApple製品をANAのマイルで購入できるようになった。また今後、ANA Mall オリジナル商品として、ANA ロゴの刻印入り「iPad」を数量限定で販売予定だという(詳しくは別途WEBサイトに掲載予定)。

ANA Mallは購入金額100円につき1マイル、ANAカードで購入すれば2マイルの、ANAのマイルが貯まる、「ANA経済圏」の根幹を担うECモールだ。貯めたマイルは1マイル1円相当に換算して使うこともでき、さらにプレミアムメンバーであれば通常積算分のマイルが2倍となる(合計3マイル貯まる)。

ANA Mallは2023年1月31日に23ショップでスタートして以来、今回の「Apple Rewards Store」オープンは、「ANAのマイルでApple商品が購入できる」のは国内初の取り組みであり、ANA XではApple Rewards Storeオープンに合わせたキャンペーンやPRによって、ANA Mallの認知度を向上し、さらに購入にもつなげる考えだ。

なお、キャンペーンはすでに始まっており、2023年7月18日9時~7月31日23時59分(日本時間)の間、Apple製品を購入すると、ANAマイレージクラブ会員かつANA Mallに利用登録済みのの会員を対象に、マイルが3倍貯まるという。もちろんECモールで貯めたマイルも「特典航空券」に交換することができる。

すでにANA Mallに出店している企業からは、「新しい顧客の開拓ができることがうれしい」とい声も多いという。Appleにとってもこの点は同様に歓迎されそうだ。

「ANA Pay」によりANAの経済圏における骨格が整いますます強固に

5月23日にはモバイルペイメントサービス「ANA Pay」が大幅に機能拡充し、非接触型の決済が可能に。これに伴いこれまでのコード払いのサービスは2023年11月に終了するが、同時期からタッチ払いにもコード決済に対応する機能を搭載する予定だという。

なお、タッチ払いのサービス開始により、ANA Payを利用するユーザーは「ANAマイレージクラブアプリ」から簡単に設定でき、全てのVISAタッチ決済対応加盟店およびiD加盟店でANA Payを利用することが可能になった。なお、iD加盟店が2023年3月末時点で約207万カ所、Visaのタッチ決済を利用できる端末は2023年3月末時点で約180万台設置されているのでかなり広範囲で使えるということになる。

またANA Payの残高にマイルからチャージすることも可能で、出張や旅行で貯まったマイルを1マイルからチャージできるが可能なこともあり、ユーザーの利用率も高まってきている。ANA Xとしては、ANA Payの機能拡充、ANA Mallの充実により、ANAの経済圏における骨格が整った形であり、より気軽に決済方法としてANA Payを選択してもらうことができるようになったことは、会員増加の後押しとなりそうだ。


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