NOVASTO、滞留在庫をダンボールで送るだけで複数ECモールに同時併売できる『ReCORE出品代行』を開始へ

ECのミカタ編集部

株式会社NOVASTO(ノヴァスト)(本社:大阪府吹田市、代表取締役:佐藤秀平、以下「NOVASTO」または「同社」)は、低〜中単価商品をメインとしたEC出品代行サービス『ReCORE出品代行』を2023年9月よりリリースすることを公表した。

法人が抱える滞留在庫の現金化を支援

小売・リユース業専門クラウドPOS「ReCORE(リコア)」の展開を中心に、小売・リユース業界のDXを支援するNOVASTOは、滞留しやすい低〜中単価商品をメインとしたEC出品代行サービス『ReCORE出品代行』を2023年9月よりリリースすることを公表した。

NOVASTOは、小売・リユース業専門クラウドPOS「ReCORE(リコア)」の展開を中心にテクノロジーの面からリユース業界の発展・DXを支援してきた。ReCOREのデータを分析したところ、管理している数百億円の在庫のうち【ECに出品されている在庫は全体の2〜3割程度】にとどまっていることがわかったという。

しかも5000円以下の低単価商品については、多くの企業においてEC出品ができていなかったそうだ。その理由としては、「①人材が足りない②EC出品人材の教育ができない③急激に増減する買取量に既存人員だけでは賄えない④店舗の出品環境が十分ではない」などが挙げられるとしている。

また昨今トレンドとなっている、一次流通のメーカーの「リユース事業参入」においてもネックになるのが、顧客から下取り(買取)した商品の販売オペレーション構築だと指摘する。中古品は同じ商品であっても1点1点コンディションが違い、別の商品として単品管理する必要があり、個別に撮影・採寸・原稿作成をする必要があるなど専用のオペレーションを構築する必要があり、非常に大きなコストが発生するのだ。

幅広いジャンルのアイテムに対応

幅広いジャンルのアイテムに対応

そこで同社は、新サービス『ReCORE出品代行』を通して専用システムと専任の出品代行チームがオペレーションに関する課題を解決し、眠っている在庫商品の現金化を強力にサポートすることにしたのだ。ReCORE出品代行では、アパレルを中心に、シューズ・バック・アクセサリー・スポーツ用品・メディア・電化製品・ゲーム機・アウトドアスポーツ用品・ホビー・工具など、あらゆるジャンルのアイテムに対応するという。

今後は、株式会社MONO Technologiesと業務提携を結び、物流拠点の共有・副業人材マカセラーのリソース共有・出品代行システムの共同開発を行うとのことだ。また全国の障害者就労支援施設と連携し、利用料金の引き下げや拠点の拡大を実現していく予定だとしており、これからの展開にも注目と言えそうだ。


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