業界初の試み

Hamee株式会社は複数ネットショップ一元管理システム「ネクストエンジン」のデータを利用できるAPIを公開し、ざらにAPIを利用したアプリを「ネクストエンジン」の画面を通じて、販売・公開することが可能になったと、12月4日付けで発表した。

同様のシステムは業界初の試みだそうだ。

API利用で広がる可能性

APIを利用し、ネクストエンジン内のユーザーの受注や在庫の蓄積データを活用したさまざまなソリューションの提供が可能になる他、ネクストエンジンのユーザーに向けてアプリケーションを構築することが可能となるだけでなく、既存のアプリケーションとネクストエンジンを連携させることも可能となる。

それによりEC事業者向けのアプリケーションを提供する開発者にとって、ネクストエンジンの利用価値はかなり高まったと言える。

ネクストエンジンユーザーの視点からは日々の業務をさらに効率良く行うために、既存のシステムにとらわれないさまざまなアプリケーションを自由に選択し利用することが可能になる。

ユーザーにとっても、機能拡充により利便性が高まることは時間やコストの削減だけでなく、さらに上のレベルの仕事を行うことが出来る様にもなるだろう。

ネクストエンジンのAPI公開に伴い、開発者とユーザー、双方にとってより良い形を模索する道が開けたことは間違いないだろう。