アプリ開発者の情報流出か「Applis」に不正ログイン発生

2,821件の個人情報流出の可能性


バリューコマースは11月22日、開発アプリのレビューが申請できる会員制サービス「Applis(アプリス)」に、不審なアクセスがあったと発表した。直ちに対策を取り、現在では外部から不正に会員サイトへ侵入することはできない。

事件が発覚したのは11月21日の午前10時24分頃。午前11時30分頃には、異常の原因が外部からの不正ログインであることが判明した。バリューコマースは直ちに対応を行い、午後2時30分頃に不正ログインに使われたアカウントからのアクセスを遮断。無効化を完了させた。

アプリのレビューを一括依頼できる「Applis」


今回の不正ログインで、アプリスに登録している会員アプリ開発者のうち2,821件の情報が流出した可能性がある。外部流出のおそれがある情報は、氏名(法人の場合は会社名も)、住所、電話番号、メールアドレス。

バリューコマースは今後も引き続き調査を進め、新たな事実が分かり次第、情報を公開する方針だ。

「Applis」は、最新のアプリ情報のレビューをメディアに一括依頼できる無料機能と、各メディアに対してレビュー記事の依頼ができる有料機能が利用できるアプリレビュー申請サービスである。