PayPayフリマがハロウィングッズの取引動向と今年の流行予想を発表 子供用衣装、小物関係は9月より検索が増加する
ヤフー株式会社(以下:Yahoo! JAPAN)が提供するフリマアプリ「PayPayフリマ」が、2022年8月から10月の検索数や取引実績などを基にしたハロウィン期間のユーザー動向を発表した。
子ども用ハロウィン衣装は9月から検索増
「PayPayフリマ」では例年、8月頃からハロウィンに向けて「ハロウィン衣装」の検索数が増加する。
2022年の検索データでは、「ハロウィン衣装」と併せて検索されたキーワードには、「大人」や「子ども」など着用する対象を絞り込むような文字が目立った。また、検索数が増加し始める時期は、「大人」が10月以降、「子ども」は9月という結果に。親世代のユーザーが、子供用のハロウィン衣装を事前に検索していることが伺えるだろう。
また、子供用衣装の検索傾向としては、「鬼滅の刃」や同作品の人気キャラクターである「煉獄」、「ちいかわ」などその年に流行した具体的なキャラクター名も一緒に検索する傾向にある。
また、「手作り」や「ハンドメイド」というキーワードも目立ち、こちらは手作り品が多く出品されているPayPayフリマならではの特徴であると考えられるだろう。
2022年のハロウィン期間、コスチューム衣装購入者は36倍に急増
また、2022年は衣装だけではなく自宅を彩るアイテムも多く検索された。リースや雑貨といった小物は9月から検索されており、早い段階から長期間ハロウィン気分を楽しみたいという心理が伺える。
2023年9月13日時点において、ハロウィンの仮装で検索されているキャラクターに関連するキーワードは「ハチワレ」や「ポケモン」が上位にランクイン。加えて、上半期に流行した「推しの子」、新作ソフトが話題の「ピクミン」なども検索されるなど、トレンドを反映した検索動向となっている。
2022年は「パーティーグッズ」カテゴリにおいて、8月から10月の期間のコスチューム衣装購入者数は36倍に急増していた。すでにハロウィンは秋を代表するイベントとなっており、今後もその影響力は増すことが考えられる。2カ月程前倒しで動き出すハロウィン需要に対して、事業者も事前の対応が求められるはずだ。