DHLと海外配送自動化プラットフォーム「AnyLogi」がAPI連携開始!

ECのミカタ編集部

AnyMind Group株式会社(エニーマインドグループ、代表取締役CEO:十河宏輔)は2023年10月11日に、提供する海外配送自動化プラットフォーム「AnyLogi」が、国際エクスプレスのリーディングカンパニー、DHLジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:トニー カーン、以下、DHLジャパン)とAPI連携を開始することを発表した。

DHLとの連携で海外配送への信頼感がさらに高まる

「AnyLogi」がDHLとAPI連携を開始する。この取り組みにより、ブランド企業やEC事業者は、手持ちのDHLアカウントをAnyLogiに連携することで、簡単に送り状やインボイスの発行を自動で行えるようになる。本機能では、ShopifyなどのECカートから受注情報を自動で取り込める。また、Shopifyの決済ページに配送プランや関税額を直接表示することで、購入者が選択した配送プランを用いて、自動で送り状の発行まで行うことも可能だ。

背景には、越境EC市場の拡大がある。

様々なサービスを展開しているAnyMindグループでは、海外発送ニーズの高まりにも対応。しかし現在、日本全国で越境ECに対応できるインフラ整備・拡充が必要とされながらも、まだ十分とは言えない。特に日本から越境ECを行うブランド企業では、配送先国に最適で低コストな配送業者の選択ができていないことに加え、各受注情報を入力して送り状を発行するのに工数がかかるなどの課題があることがわかった。

その点、DHLは世界220以上の国・地域へ、集荷から輸出通関、フライト、輸入通関、配達までの輸送プロセスをすべて担い、安全・確実・スピーディーに輸送する国際エクスプレス事業者として、日本でも長年信頼を得てきている。

そこで今回、AnyMindグループでは配送プロセスのさらなる効率化に向けた、越境EC領域の支援機能強化の取り組みの一環として、DHLとAPI連携を開始する運びとなったという。

両社の連携は越境ECを展開する事業者にとって、より心強いものとなりそうだ。


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