エレコムが「ペット家電市場」に参入 2024年1月中旬より第一弾として「自動給餌器」「自動給水器」「ペット用フードスケール」の3製品を展開
エレコム株式会社(以下:エレコム)は、2024年1月中旬より「ペット家電市場」に参入する。
クラウド録画サービスをきっかけにペット家電市場へ参入
エレコムはグループ会社であるDXアンテナとさくらインターネット社との連携によって、2023年3月にクラウド録画サービス「Antenna-eye」の提供を開始している。当サービスでは、DXアンテナの録画機能付き監視カメラによって、防犯対策とあわせて外出時にペットの様子を確認する役割も果たす。
「Antenna-eye」の提供をきっかけに、幅広い分野においてペットオーナーをサポートできる製品を提案、提供することを目的としてペット家電市場へ参入するという。
第一弾の製品として、タイマーでフードを提供できる「自動給餌器」と、常にきれいな水をペットに提供できる「自動給水器」に加え、フード計測とカロリー計算ができる「ペット用フードスケール」の3製品を、それぞれECサイトを中心に新発売する。
3製品概要
第一弾製品それぞれの詳細については、以下の通りだ。それぞれの商品は2024年1月中旬からの販売が予定されている。
◆自動給餌器
外出していてもタイマー機能によっていつもの量をいつもの時間に提供できる自動給餌器。最大10秒間の音声録音ができ、留守番中もペットオーナーの声でご飯の時間を知らせられる。
◆自動給水器
高密度3層構造のフィルターを採用している超静音設計(16.6dB以下)の自動給水器。水道水を約70%軟水化し(※1)、クセがなく飲みやすい水にすることで健康維持のサポートにつなげる。
※1:国内試験機関にて分析評価済み
◆ペット用フードスケール
複数種類のフードやおやつの計量が可能なペット専用のカロリー計量機能付きフードスケール。最大3件まで、指定のフード100gあたりのカロリー、たんぱく質、脂質の登録が可能。
今後ペット関連商品への需要は増加する見込み
エレコムは、IT周辺関連製品の開発、製造、販売を行っており、近年では、パソコンやスマートフォンなどのデジタル分野だけでなく、ヘルスケア・医療・放送・社会インフラなどの様々な分野に進出。これまでになかった快適さや便利さを「暮らし」と「社会」へ提供し続けている。
ペット市場は日本国内において年々成長を続けており、2022年には5576億円に到達。2025年には6036億円にも達すると予測されている(※2)。ペットを大切な家族の一員として迎える意識が広まる中、益々ペットに関する商品需要は増加することが想定される。エレコムの新規参入によってどのようなイノベーションが生まれるのか、今後の動向に注目したい。
※2 参考:ペット関連商品の国内市場を調査