再春館製薬所がAnyMind Groupと業務連携 販売展開のデジタル化推進により、グローバル市場での更なる成長を目指す
株式会社再春館製薬所(以下:再春館製薬所)は、2022年以来パートナーシップを結ぶAnyMind Group株式会社(以下:AnyMind Group)とグローバルECパートナーに関する業務連携・協力を開始した。
海外全体で100億事業を目指す
再春館製薬所が販売するドモホルンリンクルの海外展開は、2011年の香港を皮切りに、2012年に台湾、2018年にはタイへの通信販売を開始し、2022年の8月には、中国最大のSNS・WeChatでの越境ECを本格始動するなど着実に前進し続けてきた。
再春館製薬所の拠点「再春館ヒルトップ」では、日本国内だけでなく、海外へも商品を直接発送。海外からの電話・WEBによる問い合わせも、すべて同拠点にあるコールセンターに接続される。対応をおこなうのは、日本で正社員として働いている台湾、タイ、中国、香港出身の「お客様プリーザー」である。
今回のAnyMind Groupとの協業により、越境ECサイト構築・運用など海外への販売展開のデジタル化を推進。さらなる事業成長により、海外全体で100億事業を目指すとしている。
満足度の高いサービス、製品を国内外に提供
今回の業務連携・協力に伴う両社のコメントは以下の通り。
◆再春館製薬所代表取締役CEO 西川正明氏
「製品やサービスの提供でお客様満足を追求することは、すべてのお客様に対しても同様です。私たちは、AnyMind Groupとの協業による伴走支援を通じ、グローバル市場の未来をともに作り上げ、国内外で末永いお付き合いを築いていくことを目指してまいります」。
◆AnyMind Group共同創業者兼代表取締役CEO 十河宏輔氏
「インターネットとデジタル決済の普及により、言語や文化の壁を越えたビジネス展開が可能になり、近年、日本においても越境ECビジネスに取り組む企業が増えております。当社のこれまでの知見を生かし、再春館製薬所をはじめ、日本企業のグローバル進出や展開に向けた支援に努めてまいります」。
グローバル市場へのさらなる展開拡大を目指す
再春館製薬所と協業を行うAnyMind Groupは、自社プラットフォームを活用し、アジア全域の1000以上のブランド企業に向け、EC及びマーケティング領域を中心とした支援事業を展開。ローカルに合わせた自社ECサイトの構築から運用に至るまで、包括的な支援実績を持っている。
AnyMind Groupのノウハウを活かした共創によって、再春館製薬所はグローバル市場へのさらなる展開拡大を目指し、「商品品質」「応対品質」の提供を通じて顧客満足を追求するとしている。
現在、再春館製薬所は世界43カ国、約12万人の顧客に購入されており、ドモホルンリンクルを5回以上の購入履歴があるリピート率は80%を突破。世界中の顧客から信頼できる基礎化粧品ブランドとして選ばれるまでに成長を遂げた。AnyMind Groupとの業務連携・協力体制が整うことで、より一層海外進出の勢いを増していくはずだ。