再春館製薬所、「ドモホルンリンクル」を中国のEC市場で販売開始

ECのミカタ編集部

株式会社再春館製薬所(本社:熊本県上益城郡益城町、代表取締役社長:西川正明)は、WeChatミニプログラム及びTモールグローバル(天猫国際)といった越境ECを活用し、同社が製造・販売する基礎化粧品ドモホルンリンクルを中国市場に展開すると発表した。

中国最大のモールに旗艦店をオープン

同社は、11月11日の独身の日を前に、 2021年9月22日より中国で最大のモールである「Tモールグローバル(天猫国際)」に旗艦店をオープン。基本4点ミニ、ドモホルンリンクル8点ミニ、基本4点ハーフセットを販売する。

また、本商品を継続して購入している顧客には、自社のWechatミニプログラムにて、 2021年7月より、本商品であるドモホルンリンクル8点を販売している。

同社では、中国進出に伴い、中国の消費者にドモホルンリンクルを知ってもらうため、再春館製薬所の公式アカウント(Wechat、Weibo、RED)にて各種コミュニケーションを実施している。

海外事業で100億円を目指す

ドモホルンリンクルブランドを販売する海外展開は、2011年の香港を皮切りに、2012年には台湾、2018年にはタイと、着実に成長を遂げてきた。

海外進出から10年目となる現在、世界43カ国で約12万人の消費者がドモホルンリンクルブランドの商品を購入し、うち3万人がリピート購入に至っている。

中国市場では、まず2万人の消費者にドモホルンリンクルを実感してもらうことを目指し、日本同様の「商品品質」「応対品質」を提供していくという。さらに、中国市場での実績を成長の基盤として、海外事業を100億円規模にまで拡大させることを目指す。

「高品質なアンチエイジング化粧品」として支持を拡大

同社では、海外事業においても日本国内同様、生産とサービスの拠点を熊本本社に置き、外国籍の社員を雇用することで、海外マーケットに対応するという戦略を取っている。

日本の化粧品はアジアを中心とした海外市場で高い信頼を得ているが、ドモホルンリンクルも「高品質なアンチエイジング化粧品」として支持を広げ、海外売上は右肩上がりの成長を遂げている。

2018年に進出したタイでは、同国No.1女性誌『Praew』主催のビューティーアワードで受賞するなど、スキンケアへの意識が高い女性のあいだで認知が高まりつつある。

目下最大の市場である中国での成功を手にすれば、同社の海外事業にさらなるエンジンがかかるだろう。

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