Oisix初の冷凍特化型物流拠点「ORD厚木冷凍ステーション」が竣工 メイン物流拠点と連動し、物流効率アップを実現

ECのミカタ編集部

オイシックス・ラ・大地が運営するOisix初の冷凍特化型物流拠点 ORD厚木冷凍ステーション 竣工

2024年1月18日、オイシックス・ラ・大地株式会社(以下:オイシックス)が運営するOisixの冷凍商品の物流拠点となる「ORD厚木冷凍ステーション」の竣工式が執り行われた。

冷凍商品の専用物流施設として稼働

新たに竣工した「ORD厚木冷凍ステーション」は、オイシックスが運営するEC食品宅配サービスOisixの冷凍商品の専用物流施設となり、全国の取引先から入荷した冷凍商品を集約し、出荷するための拠点となる。

施設概要
◆名称:ORD厚木冷凍ステーション
◆所在地:神奈川県厚木市上依知字上ノ原3007番7
◆竣工:2023年12月
◆稼動開始:2024年2月末(予定)
◆敷地面積:約17400㎡
◆延床面積:約22900㎡
◆建物階数:鉄骨造地上4階建て
◆着工:2022年4月
◆施主:産業ファンド投資法人
◆設計・施工:鈴与建設株式会社
◆貸主:東京ロジファクトリー株式会社

「ORD海老名ステーション」と連動し、物流効率化を実現

今後、時短調理やタイパニーズが加速するとともに、家庭での冷凍食品の使用機会が増えていくことが想定されている。さらに、Oisixの会員の多くが冷凍食品をネットで購入している状況などを踏まえ、安定した冷凍商品の物流体制の構築を目指していたという。

「ORD厚木冷凍ステーション」は、これまでオイシックスが使用していた施設から敷地倉庫面積が約3.7倍、物流稼働量は約2.8倍に拡張。メイン物流拠点である「ORD海老名ステーション」と連動することで、物流効率化を目指し収益力を高めることを目的としている。

また、使用電力は全て再生エネルギー電力を使用するなど、環境面の配慮へも対応。事業拡大と当時に、「サステナブルリテール」への取り組みを後押しする施設としても活躍するはずだ。稼働は2024年2月末が予定されている。今後の動向に注目したい。


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