日本通運が九州発の新たな国際海上混載サービスを開始 各仕向地までのトランジットタイムを大幅に短縮

ECのミカタ編集部

日本通運、九州発の新たな国際海上混載サービスを開始

日本通運株式会社(以下:日本通運)は、九州・山口エリアの貨物を東京に集約し、全世界へ向けて輸出する国際海上混載サービスを2024年1月19日より開始した。

トランジットタイムを大幅に短縮

東京から各仕向地まで直行便の本船を利用することで、九州・山口から各仕向地までのトランジットタイムを従来サービス比で大幅に短縮。また、欧米を中心に新たな仕向地を加えてサービスを開始する。

内航船利用時のトランジットタイムの一例は以下の通りだ。

◆トランジットタイム例

RORO船や鉄道を利用し2024年問題に対応

◆サービス開始日
2024年1月19日

◆サービスの特徴
▷高速サービス
日本出港後、仕向地までは最速の直行便を使用
▷魅力的な価格
日本通運のネットワークを最大限に活用し、従来より15%以上リーズナブルな価格を実現

従来トラックでの転送が主であった国内輸送部分においては、NXグループのRORO船「ひまわり」や鉄道を利用することで、CO2排出量削減と2024年問題に対応。顧客のサステナビリティ経営に貢献するとしている。

越境ECの普及によって、今後も国際間の物流需要はより活発になることが考えられる。日本通運は今後も様々な輸送モードを組み合わせたサービスを開発し、物流ニーズに応えていくとしている。今後の展開、動向に注目だ。


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