ノーコードで導入可　リターンズ、キャンセルに関する課題を解決する機能の提供開始　

株式会社リターンズ（以下：リターンズ）は、オンラインストア運営の効率化／最適化を支援する「リターンズ」をリリース。第一弾として2024年1月29日より、オンラインストアのキャンセルに関する課題を解決する「リターンズオートキャンセル」の無料提供（期間限定／終了時期未定）を開始する。

キャンセルに対するコスト削減、再注文による売上向上に期待

「リターンズオートキャンセル」は、オンラインストアの「キャンセル」に関する課題を解決することを目的としている。

顧客が購入商品のキャンセルを簡単に依頼できるフォームと、担当者が不在でもキャンセル可否を自動返信できるシステムを備えている。EC事業者は「ノーコード」で、「リターンズオートキャンセル」をオンラインストアに導入できる。

EC事業者は、キャンセルに対応する人員の手間やコストの削減に加え、キャンセル後の再注文による売上の向上が実現。オンラインストアの顧客は、キャンセルに対する手間の軽減やオンラインストアでの購入に対する安心感が高まるだろう。

「リターンズオートキャンセル」はShopify、Shopify Plus、楽天市場に対応しており、今後も対応プラットホームを拡大するとしている。

年間約600万円のオンラインストア運営人員のコスト改善を実現

リターンズの創業者である後藤氏は、年間販売件数約30万件、販売枚数140万枚を超える日本最大級の無地Tシャツのオンラインストア「Tshirt.st」を2006年より運営している。その中で、日頃からオンラインストア運営に関する課題を感じており、リターンズのプロトタイプとなる社内システムを企画開発。この社内システムの活用等によって、年間約600万円のオンラインストア運営人員のコスト改善を実現した。

このノウハウやシステムを社内だけでなく社外にも展開することで、EC業界の「運営」に関する課題解決を目指し、オンラインストア運営の効率化／最適化を支援する「リターンズ」を提供するに至った。

加えて、オンラインストアの運営をサポートするオウンドメディア「BACKBORN」オンラインストアのキャンセル率を測定できる「オンラインストア診断ツール」Shopifyの構築運営サービス「リターンズショップビルド」なども展開。今後は「リターンズオートキャンセル」に加えて、オンラインストアの運営効率化／最適化支援のツールを提供するとしている。ECサイト購入時の不安を払拭することで、さらなる売上拡大が期待できるだろう。今後の動向に注目だ。