産直型ローカルメディア「全国ふるさとマルシェ」の提供開始 「産地コーディネーター」がライブ配信し地域全体をブランディング
株式会社アンドピリオド(アンドピリオド)は、ライブコマースを使った産直型のローカルメディア「全国ふるさとマルシェ」の提供を開始した。
「良いもの」だけが並ぶプラットフォームを目指す
「全国ふるさとマルシェ」はライブコマースを使った産直型のローカルメディアだ。地方で生配信のテレビ番組がスマホ1台で再現でき、紹介した商品やサービスや体験プランなどの販売が可能。
生産者と消費者の間にいる「産地コーディネーター」がライブ配信実施しするため、生産者の労力は最小限で済む。そのため、インターネットが使えない場合や、産直ECなどを行ったことがない生産者でも簡単に参入が可能である。
「全国ふるさとマルシェ」は、日本の各地域に存在するまだ知られていない美味しいものや高品質な商品を発掘し「良いもの」だけが並んでいるプラットフォームを目指すとしている。
50年先の日本の農業のためにバトンをつなげる
「全国ふるさとマルシェ」の提供について、アンドピリオドは以下のようにコメントしている。
「このサービスを通して、地方に『彩り』が生まれると思っています。同じコンテンツを使って配信しても、ライブであることやその地域にしかないヒト×ヒト、ヒト×モノが生み出せる『コト』」は他の地域では決してマネできるものではありません。これからは『モノ売り』から『コト売りへ』それ各地方が自発的に行えるよう私たちはサポートし、日本の食卓に本当においしい生産者の想いを届けたいと思います。そうすることで一次産業を健全化し、50年先の日本の農業が明るい産業となるようバトンを繋げると幸いです」。
地方にはその土地の「当たり前」があるが、それらはその他地方の人にとっての「非日常」となる。各地域の魅力をライブコマースを通じて発信することは、これまで知られていなかった魅力的な商品の拡販に繋がるだろう。産直ECの普及は地方創生にも直結する。「全国ふるさとマルシェ」の動向に注目したい。