ユニウェブとebisumartが提携開始 誰もがサイト上の情報を正しく理解するために音声読み上げや文字サイズ変更の選択、変更が可能に
ウェブアクセシビリティサービス「ユニウェブ」を提供する株式会社Kiva(以下:Kiva)は、株式会社インターファクトリー(以下:インターファクトリー)が提供するクラウドコマースプラットフォーム「ebisumart」とシステム提携(以下:本提携)を開始したことを公表した。
ebisumartでウェブアクセシビリティ機能を導入可能に
ユニウェブは、すべてのウェブサービスにコード一行を追加するだけで「導入当日」にウェブアクセシビリティ機能をサポート。すべての人に平等なウェブサイト・サービスを目指すために、様々な状況にいる利用者が音声読み上げやコントラスト変更などの多様な使い方を通じて、正しい情報を理解できる状態にすることを目的にしている。
本連携によって、ebisumartを利用するEC事業者は、ユニウェブを申し込みむだけで自社ECサイトへウェブアクセシビリティ機能を導入することが可能となった。ウェブアクセシビリティの対象と想定される事例は以下の通りだ。
◆一時的な怪我、病気(交通事故でギブスをはめて腕が使えない、目の病気で眼帯を付けていて目が見えない等)
◆加齢による変化
◆加齢による視力低下(老眼、水晶体の変化等)
◆中高年に多い目の病気(白内障、緑内障等)
◆加齢による聴力低下
◆外国人旅行者(日本語を理解できない外国人が、旅行中に震災にあった場合に、避難情報等を得られるか)
「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化」を推進
2024年4月1日に改正される障害者差別解消法に伴い、業界・業種問わず様々な事業者様でウェブアクセシビリティの向上が求められている。昨年12月にユニウェブをローンチしてから1カ月で、115件を超えるWEBサイトに「ユニウェブ」が導入。今後もその数字を伸ばしていくことが見込まれるだろう。
年々ウェブ領域にて提供される情報の重要性は増し続けている。こうした状況においてデジタル庁では「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化」を推進している。
今回ebisumartにて「ユニウェブ」の導入が実現したことで、事業者はより幅広い顧客に対してリーチできるようになったといえるだろう。今後の導入進捗を含め、動向に注目したい。