生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ」を運営する株式会社雨風太陽（以下：雨風太陽）は、高知県からの「令和5年度県産品情報発信事業委託業務」を受託し、高知県産品を紹介するポータルサイト「高知まるごとネット」を公開した。

特産品や地場産品を紹介する

高知県産品を紹介するポータルサイト「高知まるごとネット」では、県の名物である「鰹」や、全国出荷量の約95％を占める「文旦」をはじめとした特産品や地場産品を紹介する。取扱商品の一例は以下の通り。

都道府県別の高知県（高知市）の消費量は2位に倍以上の差をつけて1位で、全国平均の5倍以上と群を抜いている。

高知県は「文旦」の生産量が日本一であり、全国出荷量の約95％を占めている。「文旦」のビタミンC含有量は柑橘類の中でもトップクラスで、ミネラル類も豊富に含まれているほか、外皮にはダイエットに効果的な成分も含まれる。

柔らかな肉質と良質な脂、甘みが特長の「四万十ポーク」。高知県外のスーパーでは取り扱いが少ないこともあり、美味しさを聞きつけた豚肉ファンや観光客らが地元の飲食店に行列を作るほど話題になっている。

高知県の太陽な食の魅力を伝える

「都市と地方をかきまぜる」をミッションに掲げる雨風太陽では、これまで地域や地域の人々と多様に関わる「関係人口」の創出を促進すべく、生産者の直販支援や地産品プロモーション支援を80以上の自治体と連携して進めてきた。

雨風太陽は今回公開した「高知まるごとネット」について、以下のようにコメントしている。

「海産物から野菜・果物、畜産物、川産物にいたるまで、高知県の持つ多様な食の魅力を当該サイトを通して伝えることで、高知県と関わりを持つきっかけを生み出します」

「高知まるごとネット」では作り手に密着した特集記事を設けている。記事では、生産のこだわりや裏側を取り上げているほか、高知県の郷土の歴史も学べる。雨風太陽の取り組みによって高知県の魅力が全国各地に広がることが期待されるだろう。今後の動向に注目だ。