「ECサイト運営」についてのアンケート 半数以上が趣味や特技を活かした収入源の確保を検討する
株式会社NEXERは、システム開発・Web制作・EC構築/運用・DXのトレンドや最新情報を発信する「デジタルトレンドナビ」と共同で「ECサイト運営」に関するアンケートを実施した。本記事では一部内容を抜粋して紹介する。
調査概要
◆調査期間:2024年1月26日〜2月1日
◆調査機関:株式会社NEXER
◆調査対象:事前調査で「ECサイトを運営したいと考えた経験がある」と回答した全国の男女
◆有効回答数:224サンプル
◆調査方法:インターネット調査
◆出典:株式会社NEXERとデジタルトレンドナビによる調査
◆デジタルトレンドナビ
動機として追加収入がトップに
ECサイトを運営したいと考えた動機としては「追加で収入源を作りたい」が57.6%、「趣味をビジネスに変えたい」が54.5%と双方ともに半数以上が回答。趣味や特技を活かした副収入の確保が目的として多いことがうかがえるだろう。
ECサイトを運営するならどのECプラットフォームを利用したいと思うについては「Amazon」が50.4%、「Rakuten」が50.0%と半数を占める結果となった。
それぞれの理由については主に以下のような回答が並ぶ。
◆Amazon
▷Amazonはよく利用するから(50代・男性)
▷知名度が高く、多くのユーザーに利用されている。(50代・女性)
▷世界的に有名で利用しやすいと思う。(60代・男性)
◆Rakuten
▷ショッピングサイトでは一番良い印象だから(50代・男性)
▷普段楽天を使っているから(50代・女性)
▷利用者が多く、販路を広げるために手っ取り早いと思うから(50代・男性)
成功に向けて実践的なアドバイスが求められる
ECサイト運営の成功に向けてもっとも必要だと思うリソースについては「実践的なビジネスガイドとアドバイス」が30.8%と最多。
その理由については以下のような回答が並ぶ。
「実践的なビジネスガイドとアドバイス」の理由は
▷我流で始めるより効率が良いから(50代・男性)
▷何事もテキスト通りに行く事は無いので、実践に役立つノウハウ等が1番だと思います(40代・女性)
▷実践的で参考となる知識・情報が欲しいから(40代・男性)
ECサイトの利用が浸透していることの現れか
本調査では54.5%の人が「趣味をビジネスに変えたい」という理由で、ECサイトを運営してみたいと回答している。
現在は個人で気軽にECサイトを開くことができる。半数以上の回答者がECサイト運営に前向きであることは、ネットを利用した商品やサービスの売買が浸透していることの現れともいえるだろう。
今後もこうした傾向は強くなることが考えられる。競合他社の増加に繋がることも考えられるため、事業者は常に市場動向に注視し続ける必要があるだろう。