EC事業支援のテモナ、レンタル型サブスク機能をアップデートへ

ECのミカタ編集部

EC事業支援のテモナ、主力サービスの「サブスクストア」の『レンタル型サブスク機能』をアップデート

EC事業支援サービスを提供しているテモナ株式会社(以下:テモナ)は2024年5月中旬より、主力サービスである「サブスクストア」の「レンタル型サブスク機能」をアップデート、順次リリースを開始した。

多岐にわたる業界ニーズに対応する

今回のアップデートによって、Wi-Fi機器やウォーターサーバーなど、配送回数によって商品が変更になるサービス提供形態に対応。従来の定期購入型のサブスク機能だけでは網羅できなかった、家電業界やカーレンタル業界など、多岐にわたる業界ニーズに対応することが可能になった。

また、車や家電のような高価格商材が月額課金方式のレンタル型サブスクリプションでのサービス提供が実現したことで、これまで獲得がむずかしかった新たな顧客層へのアプローチも可能とした。

◆機能概要
▷初回配送の「商品」「配送方法」「配送頻度」を個別に設定することが可能
▷初回は大型商品を宅配便で配送、2回目以降はカートリッジをメール便で提供
▷初回に商品本体、2回目以降は出荷なしの課金のみ

◆具体的な機能利用例
▷家電やカーレンタルなど初回のみ商品配送し、2回目以降は料金請求のみのサービス
▷シャンプーやひげ剃り、ウォーターサーバーなどの基本商材と消費商材が異なるサービス

メーカーのダイレクト販売を後押し

都市部・若年層を中心に消費者のマインドは「所有から利用へ」に変化している。中でも、車などの高価格帯の商材は、こうした状況から新しい顧客層へのアプローチに苦戦しているが実情あるという。

こうした状況を背景に、高価格帯商材をサブスクリプション形式で提供することで、新しい顧客層へのアプローチを実現。エンドユーザーには、初期費用の軽減や購入前のお試し利用ニーズを提供することで、メーカーのダイレクト販売を後押しし、新しい需要の創造をサポートする。

昨今ではサブスクのサービス領域は拡大し続けており、食品からデジタル系の動画配信サービスやソフトウェア、家電、カーレンタルなど多岐に渡る。今回のアップデートによりサブスクビジネス支援の領域拡大を達成、消費者の購買推進や事業者のさらなる事業成長に貢献することが期待されるだろう。今後の動向に注目したい。


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