GMOメイクショップ株式会社（以下：GMOメイクショップ）は2024年6月12日より、ECサイト構築ソリューション「GMOクラウドEC」において、デザイン管理機能を新たに提供した。

複数サイトのデザインとコンテンツを一括管理

通常、EC向けのCMSではバナー・画像の変更や、ページ内の一部コンテンツや静的LPなどを自動的に切替する機能は提供されているが、今回新たに提供される「GMOクラウドEC」のデザイン管理機能では、クラウドEC構築サービス業界で初めて（※1）複数のサイトのデザインとコンテンツを一括で管理できるようになった。

また、すべてのページデザインを一セットとして管理することができる「バージョン管理」と、バージョンの公開設定を一括で管理できる「リリース管理」の機能を新たに追加。

この２つの機能を組み合わせることによって、イベントや季節に合わせたデザインの自動切り替えや、特定の時間帯のみ一部のデザインレイアウトを変更してテストを行うなど、顧客ニーズに合わせた柔軟な活用をサポートする。

※1：クラウド型のECサイト構築サービス運営企業各社の発表を比較（GMOメイクショップ調べ2024年6月時点）

デザインの入れ替えが容易に可能

新たに追加された「バージョン管理機能」では、複数のページにまたがるバージョン毎のステージング（テスト）環境での確認、本番公開バージョンの切り替え、過去のバージョンへの差し戻しなどを容易に行える。また、修正・追加・編集を行ったファイルは、バージョン毎に管理することが可能だ。

また「リリース管理機能」では、各バージョンに対してリリース先やリリース日時を設定・管理できる。

※画像元：「GMOクラウドEC」がクラウドEC構築サービス業界初のデザイン管理機能を搭載（GMOインターネットグループ）

他にもバージョンや複数のサイト間をまたいで、ページ・スタイルのコピー、削除、編集が可能となる「ページ管理・スタイルシート管理機能」、複数ページで使用されるコンテンツやスタイルシートを一元管理できる「コンポーネント管理機能」などを提供。

本機能によって迅速なプロモーション展開や、属人的な作業や複雑なプロセスによって発生していたコストの大幅削減が実現するだろう。事業者ニーズに応えたサービスとして、多くの運用現場で活用されるはずだ。